今市水力発電所見学レポート
2011年1月10日、私は今市水力発電所に見学に行きました。 この発電所があるのは栃木県今市市。鬼怒川温泉の近くです。 私たちが一番初めに向かったのは、 TEPCO鬼怒川ランドという発電所を紹介する施設です。 この施設では発電の仕組みを表した模型や、 わかりやすくするための実験装置などが展示してありました。 奥には、発電・環境に関するクイズやゲームが 体験できる物も置いてありました。 このようなものがあったので、楽しく発電について学ぶことができました。 | |
ランドを見学した後、今市発電所に案内していただきました。 今市発電所への道は険しく、山の奥にありました。 奥に進むと、景色が奇麗なとても大きなダムにつきました。 ここが今市ダムで、このダムよりもさらに山奥に進むと、 シャッターに閉ざされたトンネルがありました。 これが今市発電所への入り口です。 ここからどんどん坂に下ると、 実際に発電している部屋がありました。 | |
発電できる様子を見ることができると 楽しみにしていましたが、残念ながらこの時はメンテナンス中で、 実際に発電している様子を見ることはできませんでした。 しかし、普段見ることができないとても大きな電磁石を ブルーシートがかけられてありましたが、見ることができました。 奥のほうにはパネルと模型が置いてありました。 私たちはここで発電所に関する説明を受けました。 | |
この発電所は揚水式という発電方法を利用していて、 発電所の上にある栗山ダム、下にある今市ダムを使って発電しています。 昼の間はダムの水を下に流し、タービンを回し発電しています。 しかし、この作業をずっとしていると、ダムから水がなくなってしまいます。 そこで、夜の間は原子力発電所などから送られてきた電気を利用して タービンを回すことで、ダムの上に水をくみ上げています。 このように水を循環させることで、一度水をためれば何度でも発電する事が出来ます。 また、電気の使用量が多い昼間に発電ができ、 夜に余ってしまう電気を使うことができます。 | |
このような利点のある水力発電、燃料があれば発電が簡単な火力発電、 エネルギー効率が一番良い原子力発電。 これら3つの発電方法を組み合わせることで効率よく電気を作っています。 |
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