火力発電所見学レポート
8月12日、横浜火力発電所に行ってきました。 午後の部での見学ということで、2時ごろに鶴見駅からバスに乗り20分、発電所に到着しました。 発電所の面積は約45万平方キロメートル(横浜スタジアム16個分!)ということでだいぶ広かったです。 | |
発電所見学の前に、トゥイニー・シアターと呼ばれる情報館を見学。 2階には、電気エネルギーをほかのエネルギーに変わる事を表現する 「エナジーサーカス」や、発電所の仕組みを体感ゲームで表現した 「ファクトリー」等、子供が楽しめる体験型展示が多かったと思います。 このように子供達にに好かれるホームページを作れればな、 とも思ったりしました(笑)3階には電気の仕組みについて博物館みたいに 詳しく展示されたものもあり、知識が深まったような気がしました。 | |
そうこうしているうちに時間は過ぎ、見学時間になり、集合場所に戻りました。 集合した後、まず案内されたのはコミュニティホール。そこでビデオを二本見ました。 一本目は火の付け方など様々なことを考えついた原始人の話。 二本目は数日の間、家の電気が全て使えなくなった時の話。 電気を使えなくなった家族の名字が自分と一緒でやけにリアルに感じました(笑 | |
ビデオ上映が終了し、いよいよ発電施設へ移動します。 そこへは車で移動したのですが、その車は何と電気自動車でした。 (当日2組に分かれて行動しましたが、もう1組の車はハイブリッド車でした。) | |
施設に入り、エレベーターで上ると、そこには発電所の模型がありました。 そこで発電所全体に関する説明を受けました。 この発電所では現在、石油ではなく天然ガス(LNG)を使い発電しています。 そうすることで、大気汚染のもととなる硫黄酸化物や窒素酸化物を減らすことが できます。また、普通の火力発電所では燃料を燃やした時にできる蒸気で タービンを回していますが、この発電所ではそれのほかに、 燃料を燃やしたときに発生する熱を利用し水を熱し、 その水蒸気でもタービンを回して効率よく発電しています。 | |
このような説明の後、タービンと発電機(とても大きい)が見える部屋に 移動しました。機械は4つありましたが、そのうち、一つか二つは 稼働していませんでした。作った電機はためることができないので、 このようなことになっています。 | |
例として、その部屋の机の上には手回し発電機と3つの電球つながれたものが 何組か置いてありました。電球部分にはスイッチがついていて、電球をつけたり 消したりできます。ここで、2人1組になって、1人は好きなスイッチを 入れたり切ったりし、もう1人はついている全ての電球が 常に同じ明るさになるように、手回し発電機を回すようにと言われました。 これを実際にやってみると意外と難しく、スイッチを変えられると急に 発電機の重さが変わってしまうので、明るさがうまく同じにできませんでした。 それをこの発電所は何万世帯分もの電力をコントロールをしているのだから すごいと思いました。(※この写真のみ学校にて撮影しました。) | |
その後私たちは、下の階にいきそこに指令室を見ました。 (※この部屋は撮影禁止でした) 指令室の中には机の上に小さなモニター、そして前面にとても大きな モニターがありました。大きなモニターを見れば、どの機会がどのくらい 発電しているのかひと目で分かるようになっていました。しかし中には 従業員が10人もいませんでした。その人数でも十分管理できるのだそうです。 この人数で全ての機械の管理をできるのはすごいと思いました。 | |
指令室の見学が終わった後は、この発電所のシンボル、ツインタワーへ 向かいました。ツインタワーの高さは約200mと神奈川でも とても高い建物になっています。この建物の目的は、排気。 燃料を燃やして出た煙を冷やしながら外へ逃がします。 こうして発電所の見学が一通り終わりました。 |
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