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掃除機の歴史年表

              

種類/項目 

 主な出来事

1860

 ダニエル・ヘスがカーペット用の掃除機(カーペットスイパー)が発明され、特許(us29077)を取得しました。この掃除機はカーペットの上を移動することによって車軸しゃじくに取り付けられた回転ブラシを回転させ、カーペットのほこりちりを回転ブラシで掻き出し、車輪の回転によって上部のジャバラを動かし、掻き出された埃や塵を空気と共に上部に吸い上げ、その空気を水槽に通して埃や塵を回収するものでした。

1869

 アイビス・マッフィが手回しのファンによる負の圧力でカーペットから埃や塵を吸い取る方式のカーペット用の掃除機を発明しました。手動では力不足で実用になりませんでしたが、電動機が付いていないだけで、原理的には現代の電気掃除機と同じです。特許(us91145)を取得しました。

1899

 ジョン・トーマンがガソリンエンジンで駆動くどうする圧縮機で圧縮空気を作り、床に圧縮空気を吹き付けてそれを回収する方式の掃除機の特許(us634042)を取得しました。

1901

 セシルブースがガソリンエンジン(5馬力)でファンをまわして真空を作り真空掃除機を発明し、特許(GB190315689)を取得しました。この掃除機を馬車に取り付け、掃除機から長いホースを伸ばしてカーペットの埃や塵を吸い取り、布製のフイルタに通して埃や塵を回収するものでした。 掃除機会社(The British Vacuum Cleaner Co. Ltd)を設立し、カーペットの清掃事業を開始し、1902年にはエドワード7世(イギリス王)の戴冠式たいかんしきに使用される玉座に敷かれたカーペットの掃除をし、後に、英国議会に固定式の真空掃除機を設置しました。   

1907

 マリー・スペングラがJames Murray Spangle 電動機でファンを駆動し、装置全体を小型化して移動式の真空掃除機(重量18 kg)を発明して、1908年に特許(us889823)を取得し、製造販売会社(Electric Suction Sweeper Company)を設立しました。1909年スペングラはその特許をのウイリアム・フーバ(William Hoover)に売却し、フーバは掃除機の改善と販売に努力し世界一の掃除機会社に成長させ、1913年には英国に進出し電気掃除機で掃除をすることを「フーバリング」という言葉が流行するほどでした。1922年に社名をHoover Companyに改称します。フーバは1926年に高速回転のユニバーサルモータを使用して小型で強力な吸引力を持つ掃除機を開発しました。   

1910年代初め

 ハミルトンビーチ製造会社が直流でも単相交流でも運転できる小型電動機(ユニバーサルモータ)が発明されます。家庭用の電灯線からの電気を使って働く電動機が実用化され、ミシンや掃除機や洗濯機等の動力源として使用されるようになります。   

1918

 エレクトロラックス社がシリンダー状の電気掃除機が発売され、1921年には英国、1924年には米国でも販売を開始して好評でした。   

1930

 掃除機にプラスチックが採用され一層の軽量化が図られました。

1937

  エレクトロラックス社の電気掃除機のザインはアールデコ風の流線型にデザインされた掃除機で、1947年から1954年までに100万台を売りあげました。   

1938

 Remoco社からアール・デコ(Art Deco)流の涙のしずく(teardrop profile)形の掃除機が発売されました。   
電気掃除機の歴史”のホームページより引用



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