掃除機の仕組み
掃除機にはだいたい従来方式、サイクロン方式、排気循環方式がある
・従来方式
従来方式の掃除機の構造はヘッド,ホース,本体から出来ている。
本体内部にはモータによって駆動されるファンがある。
そしてファンの前にはごみをろ過するフィルタがいくつか設けられている。
このフィルタの一つがよくみなさんが交換する「ごみパック」であり、
ここでは大きなごみのみがろ過される。
スイッチをいれると、ファンが中の空気をそとへ吐き出す。
その時にヘッド部から空気とともにごみをすいこみ、
ごみはフィルタにひっかかり空気は排気される。
・サイクロン方式
サイクロン方式はヘッド部から本体の間にごみ遠心分離機が設けられている。
この遠心分離機内部では台風並みのみの力で空気が回転させられており、
ここでごみは遠心力により内壁に押し付けられる。
そして,ごみが取り除かれた空気だけがフィルタを通り本体へと向かう。
・排気循環方式
排気循環方式とは,本体内部に吸い込まれた空気を外に排気せず、
それをまたヘッド部に戻してヘッド部から床面に排気を吹きつけ、
ごみを浮かして吸い取るという方式のものである。
空気の流れとしてはまずヘッド部から吸い込まれた空気が
本体内部に入りフィルタを何枚か通った後に、
再びヘッド部から吹き付けられ吸い込まれるという順番になる。
紙パック式 | サイクロン式 |
・紙パックにゴミをためる | ・ゴミと空気を分離し、ゴミをダストケースにためる |
・紙パックが必要で購入費用がかかる | ・紙パックが不要 |
・お手入れが不要 | ・定期的にフィルターなどのお手入れが必要 |
・ごみをまとめて捨てられる | ・ごみをこまめに捨てられる |