マインドマップとは

マインドマップは自分の考えを視覚化するツールです。マインドマップを使うと、自分の考えていることを整理し、新たなアイデアを生み出すことに役立ちます。

mindmap

 

マインドマップを使う利点には以下のようなことがあります。

★新たなアイデアが発見できる★

思いついたことを全て書き出してみると、自分の考えていることの全体像が見えてきます。中心となるテーマについて、様々な視点から眺めてみると、頭の中で考えている時には見つからなかった新たなアイデアが生み出されることがあります。


★大勢の人と考えを共有できる★

マインドマップ上の様々なアイデアは互いに線で結ばれています。そのため、複数のアイデアの関連性を他の人にも的確に伝えることができるのです。このように、考えを視覚的にあらわすと、物事の関連性を示すときに誤解を生む心配がなくなります。
また、口頭の議論では、時間が経つと過去のことを忘れてしまいがちですが、マインドマップに書き留めておけば、話した内容をさかのぼって簡単に確認することが出来ます。


★項目の追加が簡単にできる★

文章のように、段落分けをしてはじめから順番に書いていくのと異なり、マインドマップは紙面いっぱいに自由に考えを広げていくことが出来ます。項目を追加したくなったら、空いているスペースに思いついたことを書いて、線で結ぶだけだからです。このマインドマップの自由度の高さは、考えをまとめるときに非常に有用です。関連事項の連結を後回しにして、自分の考えを書き出すことに専念できるため、考えを文章化する場合と比較してより完成度の高い「頭の中の地図」ができあがるのです。

このような特徴から、マインドマップは学校や会社などの幅広い分野で用いることができます。たとえば学校では、読書感想文などのレポートをまとめる際に書く内容、順序が決められるので、どこが重要で、最も強調すべきなのかがよくわかるようになりますし、会社においては新企画のプレゼンテーションなどに威力を発揮します。実際に、インターネット検索最大手のGoogle社もこの方法を実践しています。

このようにして自分の考えを紙の上に現すことで、考えを整理して答えを導き出し、ときには頭の中で考えているだけでは思いつかないようなアイデアをも生み出すことができるもの、それが「マインドマップ」なのです。