着るとき

喪服時

  通常、右手が懐に入るようにする。
  ただし、喪服時はその逆となる左前は禁止。


(C) MINAMI

 

物をとるとき

 卓上の物を取るときは片手で袂(たもと)を押さえる。
 袂が卓上をすって汚れたり、物を倒さないように気をつける。

 

腕を伸ばすとき

(C) MINAMI

 着物がめくれてしまわないように、必ず反対の手で袖口を押さえておく。

 

座るとき・正座

(C) MINAMI

 右前で少し引き、右手で上前を少し引き上げる。
 左手で上前の太もものあたりを押さえ、腰を落とし右手で上前をなでおろしながら、順に膝をつく。

 

座るとき・椅子

(C) MINAMI

 帯をつぶさないため、もたれず浅く座る。
 後ろの裾が地面に付かないように少し膝の裏に入れ込む。

 

立つとき

(C) MINAMI

 踵を立て、その上にお尻をのせる。上前を押さえながら右足から立ち上がる。

 

歩くとき

(C) MINAMI

 背筋をしっかり伸ばす。内股で歩幅は狭く。
 履物を引きずったり、大きな音を立てない。

 

階段

 上る時は右の上前を持ち、腰を落とし気味にする。
 降りる時は少し斜めを向くと綺麗に見える。

 

トイレへ行くとき

 

 上前と左前の褄先を持ち上げて、帯の内側に挟み込む。
 トイレから出るときは、お太鼓のたれがあがっていないか確認を忘れずに。

 

 

車に乗るとき

 お尻から入れるようにシートに腰を下ろす。
 片手で袖を持ち、もう片方の手で上前を押さえながら身体を回転させて足を入れ  る。

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