1. 三十年計画のスタート >>NITORIトップへ
ニトリでは、売り上げを上げるために、今までの10%や20%伸ばすのではなく、百倍を目指そうとするんだ。 | |
百倍!?大きくでるんだな・・・。 | |
そのぐらいの意気込みで行かないとダメってことね。でも具体的にはどうするの? | |
まずは自分達の過去の経験や、現在の状況を全て否定するんだ。 | |
否定? | |
売り上げをちょっと伸ばせばいいんだったら、今までの方法でもまだ何とかなるかもしれない。
けど、百倍伸ばそうとすれば、今までの方法では全然通用しないだろう。 だからそれを否定して、まったく新しい方法を生みだす必要があるんだ。 |
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なるほどねー・・・。 | |
そしてニトリには、そのような新しい方法を生み出すために欠かせないものがある。
それが『ロマン』と『ビジョン』なんだ。 |
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ロマン? | |
ニトリには、『欧米と比べて貧しい日本の暮らしを豊かにする』という目的がある。
ニトリ自身は、これを『ロマン』と考えているんだ。このロマンを支えに、ニトリでは企業経営をしているんだよ。 |
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ロマンか・・・かっこいいな・・・。 | |
もう一つの『ビジョン』というのは、その方法を成功させていくための、大まかな未来予想図のことだ。
ニトリでは、売り上げを百倍にするまでの期間を60年と決めて、それを前半と後半の30年ずつに分け、 またそれぞれを10年ずつに分けたんだ。そのそれぞれに、自分達が何をするべきかビジョンを定めた。 |
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計画が大まかにでも決まってると、進めやすいのね。 |