星座について

星座の成り立ち

星座は今から約5000年前、現在のイラク付近であるメソポタミア地方で生まれました。
そこに住んでいた羊飼いたちが、羊の番をしながら夜空を見上げ、空に浮かぶ星々を伝説上の英雄や数々の動物たちに見立てていきました。
このようにして星座ができ、やがて世界のあちこちで星座が生まれていきました。気候や文化によって、描かれる星座や物語はさまざまです。
古代の人々にとって星や星座は、季節や時刻を知る大切な手がかりでした。人の力ではどうにもならないことを星に祈り、星座がつくられ、星占いも発達しました。
1930年に、国際天文学連合によって、88個の星座が正式に命名されました。




星座の見え方

上記より星座とはいわば人が地球からの視点で勝手に定めためたものであり、実際はまったく別々の星たちから成り立っています。
なので地球外から見るとまったく違った形に見えます。
(図はイメージです)

   
地球から見たオリオン座

    右から見たオリオン座

     

 上から見たオリオン座





星座の形


星座を形作っている恒星も宇宙空間の銀河の中の1つの星なので、1つ1つはいろいろな方向に猛スピードで動いています。
しかし、恒星は何光年も遠くにあるので地球からは動いているように見えないだけです。
例えば車の中から遠くの山を眺めていると、動いているように見えないのと同じです。
なので、何万年もの長い目で考えると星座の形は少しずつ変わっていきます。

 現在

5万年後 

 10万年後