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食糧自給率と輸入依存

日本の食料自給率39%まで落ち混んでいます。
これは、世界の主要先進国の中でワースト1位の自給率です。
 
お米以外、ほとんどの食糧の自給率が昭和40年当時に比べてとても低下していて、その分を輸入に頼っているのが
現状です。
これは、大幅に変化した食生活が大きな原因の一つであると言わています。
 
年々、食の欧米化が進んでいて、自給可能な米や野菜中心の食生活から、食肉の消費が増えました。
また最近では、冷凍・加工食品脂肪分の多い食品などの摂取量が増えています。
そしてそれらの食品は、原料を輸入に頼っている場合が多いのです。
 
このままの日本の自給率では、すでに始まっている食糧価格の高騰の時代に飲みこまれてしまいます。
そうなると、世界人口の増加バイオ燃料の需要増加などによって引き起こりかねない食糧危機に対応出来ないのです。
 
もしも食糧危機になった場合、各国は自国内の供給を優先して、国外への食糧輸出をひかえるでしょう。
そうなれば、日本は国内生産で食料供給をまかないわなければならないのです。



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