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光と色の関係を利用したアイテム

褐色ビン

褐色ビンには遮光性があります。
褐色ビンがビール瓶やドリンク剤に使われるのは、 それぞれの中身の成分に紫外線が悪影響を及ぼすので、それを防止するためです。 オロナミンCは光に触れると壊れやすいビタミンを守るため、褐色ビンを使っています。








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カラー写真

カラーフィルムには光の三原色である赤、青、緑のそれぞれの色を感知する3つの層(感光層)と、 赤と緑の層に青の光や紫外線が入らないようにするための黄色フィルター層の4層があり、 光の当たる方から順に青色感光層、黄色フィルター層、緑色感光層、赤色感光層と並んでいます。 フィルムを現像すると、青色感光層は黄色、緑色感光層はマゼンタ色、 赤色感光層はシアン色に発色する仕組みになっています。 そしてプリントアウトするときに、このフィルムに強い白色光を当て、 プリントアウトされるものの大きさに拡大した像をつくり、 プリントアウトされるものの上に塗ってある感色層と化学反応を起こさせると発色します。 そして黄色、マゼンタ、シアンの三色が混ざって様々な色をつくり、カラー写真がつくられます。

カラーテレビ(ブラウン管)

カラーテレビ(ブラウン管)の画面は赤・緑・青の順に小さな模様がたくさん並んでいます。 この模様にビーム状の電子を出す電子銃で電子を照射して発色する仕組みです。 テレビに映し出される画面の色は赤・緑・青の光の三原色を組み合わせてさまざまな色を作っています。

マジックミラー

マジックミラーはガラスの裏に半透明に水銀を塗ったものです。 明るい部屋と暗い部屋の間に置くと明るい方からは光の一部を反射鏡のように見え、 暗い方からはその光の一部が透過することで向こうの様子が見えます。 明るい部屋からもわずかに光を透過するので近くでみるとわずかに暗い部屋の様子がわかります。