まず、「アニメ」と「アニメーション」の違いから説明しましょう。 日本でアニメーションの制作が始まった当時はこれらの作品はただ「動画」と呼ばれていました。しかし1950年代にこれが「アニメーション」と呼ばれるようになり、それがいつしか省略されて「アニメ」と呼ばれるのが一般化されていきました。 その後これらの作品が海外に輸入されていき、やがて日本の漫画映画を指す独自の英単語「Anime」が確立しました。つまり、世界的な視点から見ると、「アニメ」とは「アニメーション」の中の一つのカテゴリを表す言葉なのです。
「アニメーション」の語源はラテン語にあり、霊魂を意味する「アニマ」や動物を意味する「アニマル」に由来しています。実際には動くはずのない絵を動いたようにみせる、魂が宿ったようにみせるということです。
■アニメーションの歴史
■アニメーションの種類