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 美濃市は、岐阜県美濃地方のほぼ中央に位置する市です。面積は117.05平方キロメートル、人口は約22,400人です。「うだつのあがる町並み」として知られる市街地は、1999年5月13日に国の重要的建造物群保存地区として選定されました。近年は、県内有数の観光スポットとなり、多くの観光客が訪れる町として定着しています。飛騨高地に続く山の麓にある美濃市は、和紙を作るための良質な材料と、長良川がもたらす清らかな水と水運に恵まれています。現在も「美濃和紙」は、日本の代表する和紙として知られています。また、造り酒屋・資料館・カフェとして、“おもてなし”の心を大切に保存されています。
 
 
 
 
 美濃市の市章は“美濃(三の)”を図案したもの。“の”の字が亀甲形なのは、美濃市の中心の街が他よりの高く亀甲形をなしているためです。また、昭和48年4月1日に市の木としてカエデ、市の花としてウメが制定されました。
 
 
 
 
 
 美濃市には「うだつのあがる町並み」が存在します。うだつとは、防火対策のひとつで隣家との間にある壁のことを指します。しかし、江戸時代頃から紙で富を成した家が、このうだつをどんどん豪華なものにしていき、いつしかうだつは富の象徴となっていきました。このことから、「生活や地位が向上しない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつとも考えられています。
 
 
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