タイトル English 予習 1時間目 2時間目 3時間目 4時間目 5時間目 6時間目 復習 サイトマップ

エネルギーは使っていくとなくなってしまうの?

 私たちが消費するエネルギーは「枯渇性エネルギー」と「再生可能エネルギー」に分けることができます。 枯渇性エネルギーとは、人間が利用する速度より原料が生産される速度が遅いために、原料が枯渇してしまうようなエネルギーのことをいいます。 化石エネルギーの原料は有限なので、当然化石エネルギーは枯渇性エネルギーに含まれます。つまり二酸化炭素を排出しないなんてことは現時点ではありえないのです。

 そこで私たちは、「化石エネルギーではない枯渇性エネルギーはあるのだろうか?」と考えました。 その時に出た候補は以下の二つでした。
   ・風力によるエネルギー…原料が風であり、化石燃料を燃やさないから。
   ・原子力によるエネルギー…原料は核燃料であり、核燃料は無限じゃないから。

 調べてみると、風力によるエネルギーは、風が吹いていなくても、風が消えたわけではないので含まれませんでした。 しかし、原子力によるエネルギーは予想した通り、核燃料が有限なので、枯渇性エネルギーに含まれました。ですが化石燃料を燃やさないので二酸化炭素は排出されません。

 ここで「原子力までもが、枯渇性エネルギーなのであれば日本のエネルギーはほとんど枯渇性エネルギーなのでは?」という疑問が生まれます。



戻る次へ


▲ページトップに戻る