Body

市販車で使われている技術

F1やGTなどには数多くの最新技術が使われていますが、現在のスポーツカー、スーパーカーの技術も素晴らしいものです。

私は数多くある市販車の一つに注目しました。
Pagani Huayraというスーパーカーです。
読み方はパガーニ・ウライアです。
"ふぁえら"ではありません。
子音がないので読みにくい車ということでも有名です。
イギリスのメーカーで、ハンドメイドの高額で個性的なスーパーカーを作っています。



まず、この車のボディは、カーボンファイバーとチタニウムを組み合わせた、
"カーボタニウム"という素材を使っています。

カーボンファイバーはアクリル繊維等を高温で炭化させた繊維で、要は炭素繊維です。
製造が難しく高価で形を作ることも難しい素材です。
しかし、鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10倍にもなります。

その強度と軽量から、最近のスポーツカー、スーパーカーに関わらず、
自転車やバイク、飛行機やロケット、登山用ストックや掃除機なんかにも使われています。
高性能なものを作るにはもってこいの素材なのです。

カーボンファイバーの高度技術を使ったLamborghini Sesto Elementoという車は、
560馬力という十分なパワーを持ちながら、車重を999kgまでにおさえています。



そんなカーボンファイバーにチタニウムを融合させることでより強力なボディになりました。
インテリアも必要な装備やクルマ好きを喜ばせる演出をちゃんとつけています。
それでいて車重は1300kgまでに収まっています。


そして一番注目すべきは、
前後に2枚ずつ、計4枚のフラップが付いていることです。





DRSの更なる先を行くものだと私は考えています。

左右が独立して動いているので、カーブによって適したダウンフォースを発生させます。



グリップ力を使って安定しながら走ることができますが、
クルマ好きでなくても視覚的に興奮するパワースライド(ドリフト)でも、
コースアウトすること無く安定した走りができます。

ドリフトのかっこ良さをわたってもらうために動画を用意しました
Internet Explorer等で再生可能です。

独立したフラップを搭載した車は今までに出ていないため、とても注目されています。
今後このようなフラップを使った車が増えるのは確実でしょう。

我々が考える未来のモータースポーツも、このフラップは使用していいと思いました。
よりコーナーでの速度が増し、また、可変することは人々に興奮を与えるからです。
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