Thinking

未来のモータースポーツ


未来のモータースポーツを考えるにあたって環境を配慮することを当然としましたが、
EV(電気自動車)は音の迫力や最高速度に欠け、
走行時間も短くなるため、エンジンは捨てきれません。
ということでHV(ハイブリッド)を使い、聴覚的に興奮を与えられることができるよう過給機の装着
視覚的に興奮を与えることができるようDRSなどの可動式のボディを許可し、
たくさんの個性を出せるようGTの延長線上にするという結論に至ったりました。


HVにすることでバッテリーを使いますが、
スポーツ走行を長時間するためバッテリー消費が激しくなります。
そこでバッテリー交換を行えばいいと思いました。

問題はバッテリーの位置です。
通常バッテリーはリア(車の後方)や座席の後ろ、下などにあります。
バッテリーは重いため、リアに乗せると後方に重量が偏り前方が軽くなるため
、曲がる性能、即ちハンドリングが悪くなります。

座席の後ろの場合ミッドシップレイアウト、即ち自動車の真ん中になるため重量配分としては理想なのですが、
交換をできるようにする際、ボディに切れ目を入れることになります。 ボディに切れ目を入れると自動車が高速で曲がる際に発生する車体のねじれに耐久する力が非常に弱くなります。

なので理想は自動車の下の中心部分になりました。
これにより重心を上げることなくバッテリーを積むことができます。
重心が上がると自動車が曲がる際に車体がフラフラと大きく揺れてしまいます。
スキー選手が体を低くしてレースに参加し曲がっているのと同じです。
なぜスポーツカーはあんなに背が低いかというと、重心を下げて挙動を安定させるためなのです。

しかしFRの自動車(前にエンジンがあり後輪が駆動する車)は、
自動車の真ん中にプロペラシャフトという動力を伝えるための軸があります。
なのでバッテリーを2個に分け、プロペラシャフトを挟む形でバッテリーを取り外し可能にします。

乾電池のようにバッテリーを取り外すことができる技術ができれば、すぐに実現するでしょう


また、今回実際にSuper GTを見て分かった、それぞれの個性を出せるようにすることも必要なので、
改造の幅をボディの最終的な大きさとパワーの上限だけ決めて他は無制限にするのが適切ではないかと思います。


自動車は一般的に見ると、ただの移動手段です。
多くの人、荷物を乗せて楽に移動するだけのものです。

それにどう魅力を感じるか、生み出すかは個人のことですが、
このように自動車は奥深く考えられ、一つ一つに意味があることを知ってほしいです。

トヨタがFT86、HONDAが新型NSXを出す等、しばらくスポーツカーを出していなかった自動車メーカーが、
過去に人気を博した自社の自動車に基いてスポーツカーの制作を再開しています。

自動車の理解が少しづつ普及し、またスーパーカーブームが来たらなぁと願っています(笑)

自動車の面白さについて、一人でも多くの人に伝わってほしいです。

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