防災についての日

防災に関する日を紹介します。

09月01日 防災の日

1923年(大正12年)の09月01日午前11時58分に、M7.9の大地震が関東を襲いました。これが「関東大震災」です。
時間からも分かるように昼食の時間と重なっていたため、多くの火災が発生しました。この地震では家屋の倒壊などの直接的な災害より火災などの2次災害の方が被害が甚大だったと言われています。
この地震の死者・行方不明者数は約142,000人にも上ります。この人数は東京ドーム満席の2.6倍にも及ぶ人数です。
この震災の教訓を生かし、防災に関する意識を見直そうと、1982年(昭和57年)に制定されたのがこの09月01日の「防災の日」と08月30日〜09月05日の「防災週間」です。 この期間中には、防災訓練が各自治体・学校で行われるほか、防災に貢献した人の表彰などが行われ、「災害を忘れないように、災害を防ぐために」活動します。

11月05日 津波防災の日

1854年「安政の東海地震」によって起きた和歌山県広川町を襲った津波がありました。この時に、稲に火を付け暗闇の中逃げ遅れた人たちを高台に避難させて救ったと言う逸話「稲むらの火」にちなんで作られました。
津波から国民の命、財産を保護することを目的とする「津波対策の推進に関する法律」により定められました。

01月17日 防災とボランティアの日

1995年(平成7年)01月17日午前05時46分、M7.3の大地震が兵庫県南部を襲いました。これが「阪神淡路大震災」です。
このときに被災地で炊き出しなどをボランティアでおこなった人々がいました。この人達の助けにより被災者は勇気づけられ復興する事が出来ました。
それ以来、ボランティアの人々が活動する環境や受け入れ態勢を見直そうという考えが広まりました。
そして同年12月に、01月17日を「防災とボランティアの日」、01月15日〜01月21日を「防災とボランティア週間」と定められました。
この期間中には、防災活動の普及のための講演会や講習会、展示会などをおこなっています。

防災期間(上で紹介したものも含め)

1月17日防災とボランティアの日
1月15日〜1月21日防災とボランティア週間
1月26日文化財防火デー
3月林野火災防止月間
3月1日〜3月7日春季全国火災予防運動
3月1日〜3月7日山火事予防運動
3月1日〜3月7日車両火災予防運動
3月1日〜3月7日建築物防災週間
3月7日消防記念日
5月水防月間
6月 土砂災害防止月間
6月1日〜6月7日がけ崩れ防災週間
9月1日 防災の日
8月30日〜9月5日防災週間
8月30日〜9月5日 建築物防災週間
11月9日〜11月15日秋季全国火災予防運動
12月1日〜12月7日雪崩防災週間