たいふうって?

たいふうになるには?

ひづけへんこうせん より にしのうみ、みなみシナかいで うまれた きあつのなかで、まんなかあたりのかぜが まいびょう17.2メートルいじょうのものを「たいふう」とよびます。このことばは えいごの「typhoon」のにほんごとしてつかわれはじめました。 ほかのばしょではっせいしたものは「ハリケーン」「サイクロン」など、ばしょによってちがうなまえでよばれています

たいふうのいっしょう

はっせいき

あたたかいのうみのうえで、すいじょうきが おおい、あたたかいくうきが うえにあがり、せきらんうんを つくる。 そのせきらんうんが あつまっておおきなうずの、「ねったいていきあつ」というものになります。
さらに まんなかのかぜが まいびょう17.2メートル をこえると「たいふう」になります!

はったつき

せきらんうんのかたまりは さらにじょうしょうしていく。まわりのくうきが ちゅうしんに むかって どんどんながれこみ、ちゅうしんちかくのかぜは さらにはやくなっていく

さいせいき

ちゅうしんちかくの さいだいふうそくは おそくなるが、つよいかぜの はんいが ひろがりきけん

すいじゃくき

じょうくうのかぜに ながされて、つめたいうみのうえに いどうする。エネルギーの みなもとのあたたかいくうきの じょうしょうが なくなってしまうため、ちからが なくなっていき「ねったいていきあつ」や「おんたいていきあつ」とよばれるものにかわり、きえる。

たいふうの ひみつ

たいふうの ばんごう

にほんでは、きしょうちょう が、まいとし 1がつ 1にち いこう、たいふうが はっせいした じゅんに つけていて、もっとも はやく はっせい した たいふうを だい1ごうと しています。
そのとしを いう ひつようが ある ばあいには、へいせい ○ねん たいふう だい○ごうなどと いいます。
なお、いちどはっせいした たいふうの せいりょくが おとろえて「ねったいていきあつ」になったあとで、ふたたび はったつして たいふうに なった ばあいは、おなじ ばんごうを つけます。

たいふう、タイフーン、ハリケーン、サイクロンのちがい

うえの「たいふうの ていぎ」でも せつめい したように たいふうは せかいの ちいきに よって ちがうなまえで よばれています。
ここでは4つの よびかたの ちがいを せつめいします。

【たいふう】は、ねったい ていきあつ のうち、たいへいよう ほくせいぶ、みなみシナかいで はっせいし、さいだいふうそく34ノット(やく17m/s)いじょうの ものを さします。

【タイフーン】は、ねったい ていきあつ のうち、たいへいよう ほくせいぶ、みなみシナかいで はっせいし、さいだいふうそく64ノット(やく33m/s)いじょうの ものを さします。

【ハリケーン】は、ねったい ていきあつ のうち、たいせいよう ほくぶ、たいせいよう なんぶ、たいへいよう ほくとうぶ、たいへいよう きたなかぶで はっせいし、さいだいふうそく64ノット(やく33m/s)いじょうの ものを さします。

【サイクロン】は、ねったい ていきあつ のうち、インドよう ほくぶ、インドよう なんぶ、たいへいよう なんぶで はっせいし、さいだいふうそく64ノット(やく33m/s)いじょうの ものを さします。