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■ 世界でのビットコインの立ち位置は？



ビットコインは日本ではまだそれほど知られていませんが、
海外では急激に需要が高まっています。


▲ビットコインの財布ユーザー数はとても多くなっています。(blockchain.info)

需要が高まった背景には、2013年3月、
ギリシャ危機の影響を受けていたキプロスで大規模な金融危機が起こり、
キプロスをタックスヘイブン(租税回避地)として利用していたロシアの富裕層が、
資産を守るために「金」に近い安定した通貨としてビットコインに注目し、
その手段として選んだことがが挙げられます。
これをきっかけとしてビットコインの需要は一気に増え、
投資家による投資されたお金が流れ込んだ事でバブル色が濃厚となって、
一躍世界の注目を浴びることになりました。

また、ビットコインを扱うオンラインカジノの成功も注目を浴びる
きっかけになったようです。
通常通貨のオンラインカジノに比べれば、ビットコインを扱うオンラインカジノは
まだまだ数が少ないので、 これから市場は急成長するかもしれません。

これからもビットコインの需要は増えるかもしれませんね。





　(ビットコインは誰が発行しているの？)
　(ビットコインの管理について)


ギリシャ危機 とは
ギリシャ共和国の政権交代(2009年10月) を機に
ギリシャが財政状況の悪化の隠ぺいをしていたことが
世間に知れ渡ってしまう。
これをきっかけにユーロや世界各国の株価が下落。
国民にも負担がかかり、
大規模なデモや暴動が発生してしまった事件。