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 ケーブルレリーズ
 
 

 ケーブルレリーズとは、カメラを三脚に固定して撮影する際に使用します。三脚にカメラを固定して、なおカメラブレすることがあります。それを防ぐためにこのケーブルレリーズがあります。カメラにケーブルをつなぎ、ケーブルについているボタンを押すとシャッターが切れます。もちろん、セルフタイマー機能でも同じ撮影は可能ですが、いつ訪れるか分からないシャッターチャンスを逃さないためにもこのケーブルレリーズがあると便利です。

 

 ケーブルレリーズを使う場面は様々ありますが、雷を撮る際、夜景を撮る際、花火を撮る際など、光が目立つ写真ではぶれもよく目立ってしまいます。そんな時にケーブルレリーズがあると、シャッターチャンスを逃さず、ぶれのない写真を撮ることができます。このように、ぶれが目立ってしまう写真を撮る時や、とにかくぶれて欲しくない写真を撮る際にあると便利です。また、ケーブルレリーズは、機種にあったものしか使用ができないので、購入する際は気を付けてください。

 

 また、遠くからでもスイッチを押すだけでシャッターが切れるリモコンタイプのものもあります。ですが、リモコンはケーブルレリーズよりシャッターを切るまでのタイムラグが大きいので、自分の取る写真や被写体にあったものを選んでください。

 
 記録メディア・バッテリー
 
 
 デジタルカメラの場合、フィルムの代わりに記録する記録メディアが必要です。空き容量がなくなると撮影が続けられないので、すぐに消したり、すぐにパソコンにデータを入れないという人は大容量のものを買うのがおすすめです。また、記録メディアのほとんどがSDカードのようにさまざまなメディアで使用可能なものですが、動画を撮影する時は高速に記録できるものが必要となってくるので、価格だけで選ばないようにしましょう。
 
 また、デジタルカメラはバッテリーがないと写真を撮ることができません。ボディにセットするものはもちろん、予備バッテリーを用意して撮りたいときにバッテリーがなかったということが無いようにしましょう。特に、フラッシュなどのバッテリーを消費するアクセサリーを付けて撮影する場合はバッテリーの消費量が大きいので、予備バッテリーの準備を必ずしてください。また、ミラーレス一眼のように、機種自体のバッテリー消費量が大きいものもあります。自分の持っている機種は何枚撮影できるかなどを確認しておきましょう。また、最近はおしゃれなケースもあるので、記録メディアやバッテリーなどをしまうケースにこだわってみても楽しいかもしれません。.
 
 レンズフード
 
 

 レンズフードはレンズの先端に装着して、必要のない光を少なくするためのものです。レンズにそのままついている場合もあります。逆光の時に役立ち、写真をより良いものに仕上げることができるでしょう。しかし、広角など広い画角のものはレンズフードが写真に写りこんでしまうかもしれないので、カメラの種類でレンズフードを変える必要があります。また、レンズを衝撃や傷から保護することも可能ですし、取り外し可能なものはたいてい逆さに付けることができるのであまりかさばりません。人がたくさんいる場や、ものが多い場所ではレンズに傷がつく可能性も高くなるので、忘れずにつけるようにしましょう。

 
 レフ板
 
 
 レフ板とは、フラッシュや普通の光を反射させ、被写体にその光を当てて撮影するためのものです。逆光のときに、被写体が暗くなってしまうのを防いだり、日光だと強すぎる光を、レフ板を通してやわらかくすることが出来ます。名前の通り、板の形のものや、携帯性に優れた折り畳み式のもの、パラソル型のものがあり、反射させる部分に使われる素材も、柔らかい光になる白色のもの、反射率が高くかたい光になる銀色のものなどたくさんある、用途や場所により使い分けましょう。特に、パラソル式のものは光を分散させるときに使用したり、板状のものは被写体や、光を当てたいものにピンポイントで光を当てることに向いています。形状によっても用途や効果が変わってくるので、購入する際には、どんな写真を撮るか、または代用できるものがないかなどをよく考えましょう。
 
 レフ板と光源の位置の関係によって、撮影した写真もがらりと変わリます。例えば、被写体をそのまま写したら逆光の場合にレフ板を使い、注目させたい部分のみと照らすと、被写体が、自然光のみではありえない照らされ方をします。そうすることで、より印象の残る写真になったり、不可思議な感じのする写真になります。使用するレフ板の反射率を考えて撮影するようにしましょう。
 
 NDフィルター
 
 
 NDフィルターとはレンズの前面に装着し、光の量を少なくすることができるグレーのフィルターのことです。ND(Neutral Density)とは減光という意味があり、減光フィルターと呼ぶ人もいます。このフィルターは、フィルターの濃さにより減らす光の量が変わり、画質を落とすことなく光量を調節することができるので、持っていると便利な道具です。NDフィルターの後ろにある番号は入ってくる光の量を何分の1に減らすことができるかを示しています。例えば、ND2だったら光の量が2分の1になる、ということです。また、同じ濃さのフィルターしか持っていなくても、重ね合わせて使ったりすることで、光を調節することが可能です。
 
 光を減らしたいけれど、今のカメラ設定を変えたくない、という場合に、このNDフィルターがあると便利です。たとえば、水を撮っている際や、車を流し撮りしている際など、動くものを撮る場合はシャッター速度を落とすので、光が余分に入ってしまいます。そういう時にNDフィルターなどで光量を落とします。また、太陽などを撮影する専用のフィルターもあるので、使って撮影してみても面白いと思います。ただし、太陽などを撮影するためのフィルターはかなり濃いので、普通の写真撮影にはほとんど使えません。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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