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 モードダイヤルを使いこなせ!
 
 モードダイヤルとは、一眼レフカメラの上面についているダイヤルのことです。このダイヤルの違いは、写真を撮るときの設定を自分で行うか、カメラが判断して自動で変えてくれるかというところです。今回は、キャノンのカメラでの説明です。
 
 
 Mは、マニュアルといい、シャッタースピードやF値、その他の細かい設定を手動で行います。自分ですべて設定するので自由度がとても高いです。ですので、表現したいことを一番上手に写真にすることができます。また、自動の場合、構図を変えるだけでも明るさが変わってしまうことがありますが、マニュアルだと同じ明るさの写真になります。しかし、カメラが勝手に変えてくれるほかのモードより失敗も多いので注意が必要です。
 
 
 Pはプログラムモードといいます。このモードは、シャッタースピードと絞りを場所に合わせて自動で変えてくれます。それ以外のISOやホワイトバランスやそれ以外の細かい機能も自由に変えることが出来るので少しずつ設定を覚えていきたい、という人におすすめのモードです。しかし、基本の設定が自動なので自分の思い通りの写真が撮れないこともあります。
 
 
 緑で書かれていて、四角の形をしたダイヤルを全自動と呼びます。名前の通り、シャッタースピードや絞り値だけでなく、ISOなどのすべての設定をカメラが行ってくれるので初めてで設定がよくわからない人も簡単に写真が撮れるモードです。このモードはカメラをただ撮ってみたいという人には便利ですが、全てが自動なので表現できることも限られて来てしまいます。被写体によって、モードを変えても良いかもしれません。
 
 
 Avは絞り優先オートといい、F値が手動で、シャッタースピードは自動で行われます。このモードはF値を一番最初に考えているので、ボケを生かした写真や、背景までくっきりとした写真など、ボケの範囲を自分で調節して写真を撮ることが出来ます。F値が大きくなるとシャッタースピードは遅くなり、F値が低くなると自動で速くなるので黒つぶれや白とびのある写真が出来上がることはありません。
 
 
 Tvは、シャッター優先モードと呼ばれています。このモードは絞り優先オートとは逆で、シャッタースピードは自分で、絞りは自動で行われます。シャッタースピードを遅くしたり、速くしたり、自分の好きなスピードで写真を撮ることが出来ます。シャッタースピードを早くすると写真が暗くなってしまいますが、このモードの場合、F値はカメラが自動で変えてくれるので適正な明るさの写真を撮ることができます。
 
               
   
     
   
       
   
   
   
   
   
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