はじめに
こちらは岸和田城再建プロジェクトです。
これは現在の岸和田城天守閣の姿です。
十分に美しい景観ですが、実は本来の姿ではないのです。
過去に落雷によって焼失、新たに建て直されたもので
元々は更に巨大な五層の天守だったのです。
そこで我々はその本来の岸和田城天守閣にスポットを当て、「CAD」と「3Dプリンター」を用いて、現代に甦らせようと一致団結しました。
「CAD」(キャド)とは「Computer Aided Design」の略で、コンピューターを用いて3D、2Dの図面を設計することやそのためのソフトを指し、
今回、「FreeCAD」という3DCADソフトを使用します。
また、CADで作成した3Dモデルをプリントアウトし実体化する機械を「3Dプリンター」と呼びます。
これら2つのものを用いることで、誰でも簡単に岸和田城天守閣の真の姿をさまざまな角度から実際に見ることができ、
よりたくさんの方が岸和田城に興味をもち、岸和田城について深く知ってもらうことができるのではないかと我々は考えます。
また、3Dモデルの製作過程やCADの簡単な使い方を記すことで、まだあまり知られていないCADや3Dプリンターを知ってもらう機会や、
実際にそれらを使ってみる手助けにもなるとも考えます。
我々はこれらの活動を「岸和田城再建プロジェクト」と称し、このWebサイトにまとめます。
・岸和田や岸和田城の歴史については「岸和田城」
・CADでの岸和田城天守閣の3Dモデルの作成の過程は「作成記録」
・CADを用いた今と昔の岸和田城天守閣の比較は「3D比較」
・3Dモデルをプリントアウトした結果や活動のまとめについては「結果と展望」
・FreeCADの使い方や今回作成した3Dモデルのダウンロードは「作成のすゝめ」
・このプロジェクトの主な活動記録は「製作の軌跡」
をご覧ください。
これは過去の芸術を現代に呼び起こそうとした、
とある高校生たちの青春の1ページ...