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ザリガニ

 ザリガニには色々な種類がありますが、有名なのは、元から日本に住んでいたニホンザリガニとアメリカから入ってきたアメリカザリガニがいます。ニホンザリガニは北海道と北東北にのみ生息しています。
・アメリカザリガニ


 体長は8cm〜12cmほどで、稀に20cm近い大きさの個体もいます。体色は赤色か褐色の2色です。体色が赤いことから、マッカチンという別名もあります。色素変異などが原因で青色や白色をしている個体もいます。5対の脚のうち、第1脚は大きなはさみがついていて、特にオスのはさみは大きく発達します。また、第2脚と第3脚にも小さなはさみがあります。
 生育環境は水田、用水路、池など、水深が浅くて流れのゆるい泥底の環境に多く生息し、流れの速い川には生息していません。湿地に穴を掘って生息し、夜になると出歩いて餌を探します。冬は穴にひそんで冬眠します。

   



 食性は雑食性で、藻類、水草、小魚、オタマジャクシ、水生昆虫、動物の死骸などなんでも食べます。飼育下で長期間サバなどカロチンを含まない食品を与えると体が青くなります。このように食べる餌に偏りがあったり、周囲の環境などによっては、体色が青や緑、オレンジ等になったりしますが、自然界でこのようなアメリカザリガニを見ることはあまりありません。
 天敵はオオクチバス、ライギョなどです。


 
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