和尚と大蛇(おしょうとおろち)

むかし、馬橋の萬満寺の和尚さんは、
生き物にとてもやさしく、人だけではなく
虫やら動物やらみんなにしたわれておりました。



ある日のこと、お寺に住んでいた大蛇が
和尚さんをたずねてきたお客さんを見つけ
あまりにもおいしそうなので
思わず食べてしまおうかと大きな口をあけたのです。



つぎにすすむ→