そんな ある日
一ぴきの キリギリスが 草かげで
楽しそうに うたを うたっていました。

「ありさん ありさん。なんで君たちは
こんなにあつい 夏の日に
そんなに あせみずたらして
はたらいているんだい?」

キリギリスは ありさんを
こばかにしたようなかんじで
いいました。

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