〜食事が始まるまでのマナー〜



 最もおちつく席が最上席

席にはウエーターが案内してくれますから、それに従いましょう。その際、最初にウエーターが引いてくれた席が最上席ですから、主客、または女性がすわります。
 ウエーターがいない場合は、男性が、入口や通路から遠いほうの席、または最も見晴らしのよい席を引いてあげましょう。

 

不必要な遺慮はかえってマナー違反

  席に着くのはまず主客、または女性から。他の人や男性はそれまでイスの左側に立って待つのがマナーですから、特に女性など遠慮してグズグズしないこと。洋風の食事の席では、何によらず不必要な遠慮はせず素直にふるまうのがマナーの第1歩です。

 

イスには左側から入り、自然な姿勢を

  イスには、左側から前に入り、深く腰をおろし、食事中前かがみにならないですむような自然な姿勢をとります。テーブルから胸まで、10センチぐらい空けるとよいそうです。食事が始まってから、イスの位置を変えようと音を立てるのはマナー違反。

 

ハンドバッグは背とイスの間に

テ‐プルの上に私物をのせるのは禁物。女性のハンドバッグは、イスの背と昔中の間に置くか、ハンドバッグ・ハンガ−を持参し、下げるようにするとよいでしょう。

 

ナプキンは折り山を手前にひざの上

 ナプキンは、全員が着席したら、体の左側にとって静かに二つ折りにまで広げ、折リ山を手前にしてひざの上に置きます。パーティーなど、食事の前に乾杯その他の行事があるときは、それ以後に広げましょう。

 

オーダーはコースの順番どおりに

 メニューは、前菜、ス−プ、主菜(肉、魚、料理)、サラダ、デザートとコースの順番どおりになっています。一品料理を組み合わせる場合でも、コースの順番を狂わせたり、同種の料埋を二品とったりしないようにしましょう。

 

テーブルセッティング

 ナイフ、フォークは外側から順に便うのが原則ですが、テープルセッティングによって多少違います。左の図はテープルセッティングの一般的な例を示しています。



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