このホームページの「環境問題」でも述べてきたように私たちの地球は、今、たくさんの問題を抱えています。皆さんの周りを見てください。アスファルトの道や鉄筋コンクリートの建物に隠れて見えないかもしれませんが、その影で自然は確実に生きています。そして、私たちの生命を支えてくれているのです。そのかけがえのない自然、私たちの地球を守るために、今、私たちにできることは何でしょう。それは、ライフスタイルを変えることです。「やってみよう」にあげたことを１人１人がやれば、確実に美しい自然を取り戻すことができるはずです。それは皆さんも十分わかっていることでしょう。しかし、現在、地球環境は良くなるどころか、悪くなる一方です。なぜ、このような矛盾が生じているのでしょうか。答えは簡単です。大部分の人が、「私１人ぐらいポイ捨てをしても大夫。」、「僕１人が水を節約したところで、地球が変わるはずがない。」、「誰かがやってくれる。」・・・こんな考えを持っているからです。確かに１人の力は小さなものです。しかし、本当に全員が力を合わせれば、大きな結果を生み出すことができる。私たちはそう信じています。
「そんなことをいっても、いきなりライフスタイルを変えるのは無理なことだ。」という意見もあるでしょう。その通りです。まずは生活の中の”ついつい”をなくしましょう。残ったご飯を捨てそうになったとき、飢えに苦しむ子供たちのことを思い出してください。油を流しそうになったとき、羽が油に濡れて飛べなくなった鳥たちのことを思い出してください。紙を無駄遣いしそうになったとき、すみかを無くしたタヌキのことを考えてみてください。プラスチックやビニール製品を捨てそうになったとき、工害に苦しむ自分の姿を想像してください。少しずつでいいから、こうやって自分のライフスタイルを変えていきましょう。自分ができたら家族の人に、家族の次は地域の人に、友達に．．．呼びかけてください。すると、その声はいつか、地球全体に広がっていることでしょう。
”未来の子供たちに住みよい地球を”これは、国境を越えた、人類全体の願いです。自然を汚染することは、私たちやその子孫までも汚染することになるのです。21世紀も、22世紀も、地球が蒼い惑星であるために、あなたの力が必要です。今、第一歩を踏み出しましょう。