植物を利用した大気汚染の調査
アサガオは、大気汚染の調査に最も適しているスカーレットオハラという品種を使うといいそうです。
3カ月ぐらいは観察を続けなければなりませんが、下の方の成熟した葉を観察して、黄色味がかった斑点があれば、大気は汚染されています。汚染がひどくなると黒い斑点が現れてきます。葉が褐色になっていたら、環境基準を越えているという大まかな目安となります。詳しい観察方法を以下に示します。
全体の葉の枚数、白や褐色の斑点がでた被害の現れている葉の枚数をかぞえる
被害が最もよく現れているはをスケッチします
被害の現れている1番上の葉に印をつけます
その印をつけた葉の上の葉の被害を観察する
その他に、サトイモの葉や花でもできます。サトイモは、光化学スモッグ注意報が発令されると大きな被害がでますが、排気ガスの影響も受けやすいです。
また、トウモロコシでも観察できます。汚染による影響は、葉の裏にでます。斑点がでたり黄ばんだりします。
その他の野菜では、ハツカダイコン、ほうれん草、オクラなどでも観察できます。
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