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外骨格
固い殻によって体全体が保護され、その内側に筋肉がついているものをいう。昆虫類やカニ、エビなどの節足動物は外骨格によって覆われている。
原始大気中に大量に存在していた二酸化炭素を減少させたのは、サンゴの外骨格である。サンゴの外骨格は石灰石によって形成される。石灰石の化学式はCaCO3で、カルシウム(Ca)と二酸化炭素(CO2)が結合することによってつくらる。原始の海には、大気中から溶けこんできた二酸化炭素と土壌から雨などによって流されてきたカルシウムが大量に溶けこんでいた。サンゴに住み着くイソギンチャクは、長い時間をかけてそれらを結合させていったのである。そしてサンゴの外骨格を成長させていくことによって大気中の二酸化炭素は減っていったのである。
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