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家電の歴史
世界最初の電気製品
年表編
- 紀元前600年頃
- ギリシャのタレスが、コハクを摩擦した時に起こる摩擦電気を発見
- 16世紀
- イタリアのカルダノが、電気現象と磁気現象との区別をつける
- イギリスのギルバート(1540〜1603)が、電気及び磁気学の基礎を作る
- 17世紀
- 1615年
- 自動販売機が出現する
- 18世紀
- フランスのデュ・フェー(1698〜1739)が、正負の2種類の電気に対応した2種類の電気流体を仮定することによって電気現象を説明しようとした(二流体説)
- アメリカのB・フランクリンは1種類の電気流体を仮定し、これが標準以上にあれば正、標準以下になれば負の電気を持つようになると考えた
- 1743年
- フランスのベルサイユ宮殿にエレベーターが設置される
- 1752年
- アメリカのベンジャミン・フランクリンが、避雷針を発明する
- 1785年
- クーロンによって、電気を持った物体感に働く力が物体間の距離の2乗に逆比例するという(クーロンの法則)を作る
- 1800年
- ボルタによって電池が発見される
- 19世紀
- 1811年
- ロンドンのウィリングズ・エレクトリック・サインズ社が、電気看板を設置する
- 1820年
- エルステッドが電流が流れると側に置いた磁針が振れることを発見する
- 1831年
- ファラデーが電磁誘導を発見する
- 1835年
- スコットランドのジェームズ・ボウマン・リンゼイが電池を電源として電灯を実用化する
- 1837年
- アメリカのバーモント州ラトランドのトマス・ダベンポートが、電気発動機(モータ)を開発
- 1839年
- アメリカのチャールズ・ページによって電気機関車が設計されるこの方程式を用いて電場、磁場が波動となって光の速度で進むことを導く(電磁波)
- 1843年
- イギリスが、一般向けの電報サービスを始める
- 1844年
- アメリカで、報道用電報が行われる
- 1849年
- キューバ、ハバナのフローレンスに住むアントニオ・メウッチによって電話機が発明される
- 1859年
- ニューポート海軍訓練所(アメリカ)教授のモーゼス・G・ファーマーが電灯を始めて家庭に常設した
- 1860年
- ドイツで、電話機が一般公開される
- 1864年
- マクスウェルが、ファラデーの考えをもとに電磁気学の基礎方程式(マクスウェルの方程式)作る
- 1868年
- ニューヨークのエキタブル生命保険協会ビルで、エレベータが設置される
- 1875年
- アメリカのミシガン州カラマズーのジョージ・F・グリーンが、歯科用電動ドリル(電池式)を開発
- 1876年
- イギリスのアレグザンダー・グラハム・ベルが、正確な送話を可能にした電話機を開発する
- 1877年
- アメリカで、常設電話機が設置される
- アメリカのボストン警備会社に、電話交換機が設置される
- 1879年
- イギリスのスワンが、白熱球の点灯に成功する
- オーティス・エレベータ会社がニューヨークのボリールビルに客用高速エレベータを設置
- 1880年
- アメリカのエジソンが、白熱球の商品化に成功する
- ドイツのジーメンス・ウント・ハルスケ社が、電動客用エレベータを観覧塔に設置
- アメリカのキャピトル・アベニュー・ドラッグ・ストアに、電話交換局が開局する
- 1881年
- イギリスのサリー州ゴダルミングに作られた水力発電所が運転を始める
- 1882年
- アメリカのクロッカー・アンド・カーチス発動機会社が、電動扇風機を開発。翌年量産を開始
- 1887年
- アメリカのW・リー・バートンが、特許を取りバートン・エレクトリック社が2年後に電気暖房装置を発売する
- 1888年
- H・ヘルツによってマクスウェルの電磁波説が実証される
- イギリスのモウソン・アンド・スワン社が、白熱街灯を設置する
- 1889年
- サマデン(スイス)のホテル・ベルニナに、電気オーブンが据え付けられる
- アメリカのシンガー社が、電動ミシンを生産
- アメリカのパシフィック・フォノグラフ社がサンフランシスコのパレ・ロワイヤル・サルーンにジュークボックスを設置
- アメリカのカンザスシティのアルモン・B・ストローガーが、自動電話交換機を開発する
- アメリカのサザン・ニューイングランド電話会社によって、料金投入式公衆電話ボックスが設置される
- 1890年
- 大都市に家庭用送電施設が設備されてから、家庭に電灯が普及する
- イギリスで、地下鉄の電化が行われる
- 1891年
- イギリスのブリストル・エレクトリック・ランプ社が、二燭光の角形ランタンを製造する
- アメリカのカーペンター・エレクトリック・ヒーティング・マニファクチャリング社が電気オーブンを商品として量産する
- 1892年
- ジェシー・W・レノがエスカレータを発明
- 1894年
- アメリカで、幹線鉄道の電化が行われる
- 1896年
- イギリスのアーノルド・ソーシアブル車が、電気スターター付き自動車として試作される
- 1898年
- ニューヨークのブリストル・エレクトリック・アンド・ノベルティ製造会社が、懐中電灯を発売する
- デンマークのコペンハーゲン電話会社の技師ワルデマール・ポウルセンが、磁気録音機の特許を取る
- 19世紀末
- 原子論の発展
- 1900年
- パリ博覧会で磁気録音機が披露される
- 20世紀
- 電磁気学の大規模な応用の時代
- 1901年
- イギリスの棟梁技師、ヒューバート・セシル・ブースが真空掃除機を実用
- アメリカのサデウス・キャヒル博士が、電動タイプライターを設計
- 1903年
- アメリカのアメリカン・テレグラフォン社が事務用口述録音機を製造、販売
- 1904年
- J・A・フレミングが真空管を発明して以後、エレクトロニクスが飛躍的に発展する
- 1905年
- アメリカのチャップマン・アンド・スキナー社が、家庭用ポータブル電気掃除機を売り出す
- アメリカのミシガン州グランド・ラピッズのジョン・C・ダントンが、予選択ジュークボックスを発明
- 1906年
- ニューヨークのハッチンスン・アクースティック社のミラー・リース・ハッチスンとケリ・ターナーが、電動ラウンドスピーカーを開発する
- シカゴのオートマチック・マシーン・アンド・ツール社が、円盤レコード予選択ジュークボックスを製造
- 1907年
- アメリカのJ・マーレー・スパングラーが、現代のアップライト型掃除機を考案
- 1908年
- アメリカのエック・ダイナモ・アンド・エレクトリック社が、首振り扇風機を開発
- W・H・フーバーが、アップライト型掃除機の商業用モデルを製作
- 交流電源に接続する形式の歯科用電動ドリルが開発される
- イギリスの国立電話公社が屋外電話ボックスを設置する
- 1910年
- ニューヨークのデフォレスト無線電話会社によって、ラジオ受信機が制作される
- フランスの物理学者ジョルジュ・クロードが、ネオン照明を開発
- 1913年
- アメリカのシカゴで家庭用電気冷蔵庫を製造
- オクラホマ州知事演説の際、公共拡声装置(PAシステム)が使用される
- ニューヨークのバイオグラフ・スタジオで、トーキー映画の実験に改良型テレグラフォンを使用
- 1914年
- アメリカのアメリカン・トラフィック・シグナル社が、電気式信号機を設置する
- 1920年
- イギリスのライオネル・ゲストとH・Oメリマンが、電気録音の実験をする
- 1921年
- ドイツのG・クラヴィンケルによって、テレビ電話が完成する
- 1922年
- パリで、9.5ミリ家庭用ムービーセットが発売される
- アメリカのシカゴで、カーラジオが作られる
- 1925年
- イギリスのジョン・ロージー・ベアードが、テレビ画像を映すことに成功
- アメリカのアイオワ州ダビュークのブランズウィック社によって電気蓄音機が開発される
- 1927年
- アメリカのフィロ・T・ファーンズワースによって最初に開発される
- アメリカのフィラデルフィアで、カーラジオが商品化される
- 1928年
- アメリカのデイブン社が、テレビ受像機を商品化
- ニューヨーク州オールバニーで、テレビでニュースを放送
- ロンドンで、ドキュメンタリーテレビ番組が放映される
- アメリカで、テレビドラマが放映される
- イギリスのジョン・ロージー・ベアードが、カラーテレビ画像を映し出す
- イギリスのジョン・ロージー・ベアードによって、テレビ電波の国際送信が行われる
- アメリカニューヨーク州スケネクタディのゼネラル・エレクトリック社が定時テレビ放送を開始
- 1929年
- イギリスのエルズツリーのブラットナー・カラー・アンド・サウンド・スタジオでテープレコーダーを使用
- 1930年
- イギリスで、インタビューの様子をテレビ放送する
- テレビコマーシャルが開始
- 1931年
- 東京で、スポーツをテレビ放送する
- イギリスのベアード社が、屋外風景のテレビ放送を行う
- 1932年
- アメリカで、教育番組が放送される
- アメリカのイーストマン・コダック社が、8ミリカメラと映写機を発売する
- イギリスでテープ録音だけで構成されたラジオ放送を行う
- 1934年
- ドイツで、テレビ中継車が作られる
- 1935年
- アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)社が、熱陰極蛍光灯を開発
- ドイツで、高鮮明テレビが開始される
- ベルリンの公益電気会社がプラスチック・テープ使用のテープレコーダーを製作した
- 1936年
- イギリスで開催された無線オリンピアの時、高鮮明テレビ受像機が使用される
- イギリスで、一般向け高鮮明テレビ放送が行われる
- ドイツが、高鮮明画像による屋外風景の放送を行う
- ドイツの運輸大臣が、ライプチヒ見本市の開会初日に一般向けテレビ電話サービスが開設される
- 1937年
- イギリスで、料理番組が放送される
- 1938年
- アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)社が、熱陰極蛍光灯を販売を開始する
- イギリスで、テレビクイズ番組が放送される
- イギリスのジョン・ロージー・ベアードの手によって高鮮明カラーテレビの実験が行われる
- パリとイギリスの手によって高鮮明テレビ画像の国際送信が成功する
- 1940年
- ドイツで、H・J・フォン=ブラウンミュールとW・ウェーバーが、高周波バイアスをかけた酸化物被膜テープを開発
- 1941年
- ニューヨークで、テレビニュース番組開始
- ニューヨークで、カラーテレビ放送を開始
- 1944年
- イギリスのデッカ社が、ハイファイレコードを発売する
- 1946年
- アメリカのRCAビクターが、ビニライト製レコードを発売
- 1947年
- イギリスのフィリップ・ドルテによって高鮮明テレビの録画が行われる
- アメリカのオハイオ州クリーブランドのブラッシュ・デベロプメント社が家庭用テープレコーダーを発売
- 1948年
- LPレコードにビニライトを導入
- 1949年
- アメリカのマグネコード社が、ステレオテープレコーダーをオーディオフェアで発表
- フィラデルフィアで、学校向けテレビ放送を開始
- 1950年
- ニューヨークのレコーディング・アソシエーツ社が、録音入りテープ商品を発売
- 1951年
- カラーテレビの一般放送
- フィラデルフィアのレミントン・ランド社とイギリスのランカシャー州のフィランティ社が、同時に電子計算機を量産、商品化する
- 1954年
- ニューヨークのリビングストン・エレクトロニクス社が、家庭用ステレオテープレコーダーを発売
- イギリスのライオンズ・エレクトロニック・オフィス(レオ)の、ビジネス用電子計算機が、ロンドンのキャドビー・ホールのJ・ライオンズ食品会社本社で稼動を開始
- ソ連のオブニンスクに、原子力発電所が建造される
- 1955年
- イギリスの電子工学技師達が、ホバークラフトを発明
- 1958年
- アメリカのオーディオ・フィデリティ社が、ステレオ・レコードを発売
- 1961年
- 電動歯ブラシ登場