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乾電池

通常はマンガン乾電池をいう。陰極(カソ−ド)は亜鉛、電解液は塩化アンモニウムと塩化亜鉛、陽極(アノ―ド)はニ酸化マンガンと黒鉛の合剤を炭素極にか ためあわせたものを用いる。原理はルクランシェ電池と同じであるが、電解液には殿粉を加え、加熱してのり状とし、液が携帯中に流れでないようにしたので乾電池とよばれている。電池の1単位の開路電圧は1.5Vで、放電条件によって異なるが一般に用いている懐中電灯では断続的に使用して5〜6時間の使用に耐える。灯火用、電話用、ラジオ用などの用途によって特殊構造の積層乾電池などがある。乾電池は使い捨てで充電はできない。マンガン乾電池のほかに放電途中で電圧降下の少ない水銀乾電池,アルカリ(空気)乾電池などがある。