彗星の歴史とは・・・
彗星が見つかったのは約2500年も前の話です。
しかし、これは記録上のはなしであって実際いつなのかは誰も知りません。
記録上の話にしても「誰が?」というのも分かりません。
当時の人々が発見したとしか分からないのです。
この頃の人々のことをバビロニア人と呼びます。
その頃の人々の反応は?
バビロニア人は彗星を見た時にどう思ったのでしょうか?
驚き、神秘、それとも地球崩壊の危機、神の怒り・・・色々な憶測が立てられたと思います。
まず一つには彗星と惑星は似た者同士ということを考えたのだと思います
しばらく時代が進み2300年まえほどには天動説が唱えられて一般化します。
これによって、彗星の考え方もがらりと変わりました。
このころ彗星は天体とは考えられておらず、「神秘からなる光だ」とか「発火現象」
などと考えられてました。
誰がそんな考えを広めたの?
このころ、大きな実績をもっていたのが哲学者アリストテレスです。
アリストテレスの考え方というのは世界に広がっていきました。
コペルニクスなどの天文学者もこのような説を唱えてきました。
彗星が現在のように知れ渡り、天体だとわかったのは・・・
ごくごく最近のことなのです。
これは意外だと思うでしょう。
この長い歴史の中でこんなに”未知”であった天体も珍しいのです。
彗星の構造や軌道
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