コスト比較

  1. 電気料金
  2. エネルギー依存度
  3. 他の発電との比較

電気料金

  1. 電源別耐用年発電原価     
  2. 電源別耐用年発電原価の補足

電源別耐用年発電原価
 これは耐用年数間に発生する総費用(建設費・燃料費・補修費・廃棄処分費など)を耐用年数で平均化した平均発電単価の事。(表は1kWh当たり)
発電名単価燃料費の内訳
原子力 5.9円程度3割
LNG火力  6.4円程度6割
石炭火力 6.5円程度4割
石油火力 10.2円程度6割
水力 13.6円程度なし
 原子力発電の発電単価は他の発電と比べてもあまりかわりはありません。また燃料費の占める割合を見てみると2割程度であることから石油、石炭の火力発電より燃料費に左右されない事がわかります。

出典:「原子力発電2000」資源エネルギー庁編集
※ 為替レート:128.02円/ドル(インターバンク)、施設効率:80%(水力は45%)、原子力の単価には核燃料サイクル・廃炉関係・放射性廃棄物関係費が含まれています。
※ モデルプラント規模
一般水力……1.5万kW、石油火力……40万kW級4基、石炭火力(海外炭使用)……90万kW級4基、LNG火力……150万kW級4基、原子力……130万kW級4基
※ 試算上の耐用年数
すべて40年として計算。耐用年数の短い場合の試算もあるが、その場合は、原子力よりLNG火力が安くなっている。


電源別耐用年発電原価の補足
○民間団体「地球と大気汚染を考える全国市民会議」による原発コストの試算では、政府が電源開発促進で投じた資金や放射性廃棄物処理費用も上乗せしたところ、火力・水力より割高になった、と発言している。(熊本日日新聞2000年6月1日)
○施設の廃棄や放射性廃棄物の処分管理費等は、まだはっきりと分かっていない。(2002/1/29朝日新聞)

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