国富町
国富町のしめ縄

<出典:国富町シルバー人材センターホームページ>

しめ縄作りに必要な材料
 
 もちわらを材料として使っています。粘りがあり、縄をなうときに切れにくいからです。お正月時に使用する玄関に飾るしめ縄は、ミカン・うらじろ等を飾ります。(すべて自然のもの)

しめ縄の種類

 町では、水神様を祭る家庭が多く、水神様用しめ縄と、神社等で使う大きめのしめ縄、ご家庭玄関用の大小2種類のしめ縄を作成しています。3年前から、町にある高等学校(本庄高校)の生徒と一緒に、巨大しめ縄(全長18m)を作成し、奉納しています。

しめ縄を飾るところ
 
 本庄高校との巨大しめ縄については、同町は観光資源に乏しく、少しでも多くの方に見てもらいたいため、本庄石仏の入口に 夫婦岩というのがあるのですが、その2つの岩を囲むようにしめ縄を設置しています。
しめ縄作りに対する姿勢、思いや作るときに気をつけていること
 町内外の方々が、新しき年を迎えて戴くため、すべて手作りで丹精込めて作成しています。わらを収穫して乾燥させる際、わらの青い部分をでるように、乾燥から気を付けています。日本の良き伝統を絶やすことが無いように、一般町民を対象とした講習会を開催し、少しでもこの伝統を残していくように頑張っています。
しめ縄の歴史
本当か分かりませんが、宮崎県高千穂の地で、ヤマトタケルノミコトが岩に隠れないように縄を張ったのが由来であると聞いています。

年間に作る個数

氏神様しめ縄350本 /玄関用しめ縄(大)770本 (小)200本 

しめ縄の製作期間
  
 約2カ月間

現在、しめ縄つくりに携わっている人の人数
 
約10名 

しめ縄作りに必要な道具
 熟練された経験と知恵
 
伝えたいこと
 日本の良き伝統文化を是非、後世に残せるよう技術の後継を残して欲しい。