実験その二の続き

前回の実験では平面的であまり伝わらなかったと思います。

今回はその点をどうにかするために、カメラのアングルを変え、より伝たえやすいようにしました。

参考図

前回の復習

これが実験その二で出した写真です。
アングルが上のため概要ページのイラストを実際にやってみているだけの実験となってしまっています

放物線の立体バージョンといえば、やはりラグビーボールだと思います

後で知ったのは、そのような立体を「楕円体」というのですが
ラグビーボールというのは「回転楕円体」という特殊なものだったということです

しかし…

画像を見るに、ラグビーボールだと実際にうまくいくのではと思います。
この装置は、東京理科大学様の数学体験館で見てきたものなのですが

↑これはどういうものかと言うと、楕円形の形をした物体であれば
どこにボールを置いてもどこからそのボールを打っても
一度跳ねかえったら必ず焦点に集まる
という仕掛けです
ここに答えが眠っている、そう考えました

ラグビーボールのおもちゃを使います

作戦はこれに紙を覆わせて型をつくり、それを剥がして「レーザーポインター」で
跳ねかえらせるというモノです
レーザーポインターでは、レーザーマーカーと違って軌跡が見れませんので
なので濁った水を使って見るしかないです
ですが、水を使うと紙はおじゃんになります
なので、キッチンにある「アルミホイル」を覆わせます

参考までに……


紙でこうやって見ても
やはりこのように折れてしまいます
切ったり貼ったりを続けて
楕円体に近いものを作ります

切ったり貼ったりで……

簡易的ではありますが出来ました


このバラバラをあと八つ作ります
これ通りにアルミホイルを貼っていけば、出来ると思います

しかし、そう簡単にうまく入ってくれない

手ぶれのせいで、火山の中にいる感じになっていますが
どうしても画像だとこうなってしまいます
リアルに見ても、アルミの持つしわによって
光がたくさん拡散してしまいます
水を入れて確認する以前の問題になってしまいました

これの悪かったところ

僕らが思うに、カメラの手振れも原因ではありますが、それ以上に「アルミホイル」を用いたことが失敗だったでしょう

というのも、アルミホイルというのは当たり前ですが、クシャクシャにすると「乱反射」しだしてしまいます。

それによって、光を一点に集めることが不可能だったのだと思います。

仕方が無いので……

またも鏡の登場です


あまり使いたくはなかったのですが、鏡を使います
使うのはレーザーポインターなので
どんな軌跡かを把握するために水を汲みます

参考までにその二……

赤の光には弱いのでしょうか?

鏡の先端に光線が行くと
写真に赤みがかかってしまいますね
そこに関してはどうしても僕の手ぶれが原因なので
しっかり固定していきたいと思います
ただポインターは手動でしか出せないので
カメラを固定します

水を汲んでみようとしたが……

見事に貫通してしまったようです


  網なので、どうしても下に水が行くと思った作戦で
タオルを巻いたのですが
布なので、貫通してしまったようですね

仕方が無いので、撮った写真をわかりやすくするためにペイントで軌跡を描きます

その前に……

次の動画を本来ならば出しています

しかし実験にしてはかなりわかりずらいです。
何が焦点なのかがいまいち分かりません(というのも、跳ねかえるところが低かったということが原因)
結果、この動画およびこの実験方法は没になりました

代わりにその実験をやる際に次の装置を作りました


説明しずらいので、やりたいことはこれだという図を作りました↓

中央にある、赤い点は「焦点」


  とうとう、可視出来るようになった焦点
草で器が出来ているので、光が貫通してますね
本来なら、中心にあります

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