6時間目:まとめと今後

まとめ

私たちが制作したWeb講座「SIT-K(知っ得!)IoT ハイスクール」
最後までご覧いただきありがとうございました。

学校

私たちはこのWebサイトで以下の内容を学びました。
1時間目. IoTについての仕組や流れについて
2時間目. 私たちの生活に関わるさまざまな事例
3. 4時間目. 実際に自分たちでアイデアを出し工作実験
5時間目. メリット・デメリットについて
課外授業.  日本の先端技術にふれる

そして、最後にこのページでIoTの将来や今後について私たちの考えをのべます。

今後の課題

IoTの現状についてはこのサイトでお伝えしてきました。では、IoTの将来や今後の課題はどのようなものであるのか、自分たちなりの考えを述べます。あくまでも私たちの考えなので、皆さんが考える将来とは違うかもしれません。IoTが今後どう発展していくのか? 自分たちの目で確かめることができる日がやってくるのは、そう遠くはないでしょう。


<IoTの将来>

2時間目:私たちの生活とIoTでも総務省のページを紹介しましたが、調査会社各社はIoTの数は急激に伸び、その経済成長が驚異的であることを予想しています。各社の予測数値に違いはありますが、今後急激に発展していくという意識は共通です。
これまでメーカーや製造会社で基盤整備や開発段階であったIoT製品がいよいよ本格的にサービス展開され、私たちの生活にも深く関わってくると予想します。
IoTの発展が及ぼす影響の分野は広く、私たちのまわりの全ての分野といっても過言ではありません。
事例をあげた交通・住まい・家電・医療・介護の他にも教育や農業、衣類やペットなどほとんどの産業において普及し、私たちの暮らしを便利に変え、経済を活性化していき、身の回りにIoT製品があふれる生活があたりまえになるのかもしれません。


<IoTによるインフラ環境の発展と課題>

IoTの発展によりインターネットにつながる「モノ」が増えるということは、モノから収集されるデータ量や種類はその何十倍・何百倍と果てしなく増えていくはずです。その収集されたデータは誰のものか? データの所有をめぐる問題が出てくる可能性があるでしょう。そして守るべくデータも比例し増加するのです。
また、今後増大するIoTデータを保存するためのクラウドなどのサービスや、データを扱うネットワークなどのサービスもますます発展していくと思われます。
そしてIoTが社会に浸透していくためのカギは「高度な安定性や安全性」だと思います。安全性が高まればIoTの需要は劇的に飛躍すると考えます。


<IoT活用のための人材の課題>

インターネットにつながる「モノ」や、そこから得られるデータが増加しても、それらをサービスや商品にむすびつけ、実社会で活用するためには「アイデア」と「人」が必要です。 IoTを活用できる人材が確保できないかぎり、IoTの急速な発展は難しいと思います。
経済産業省では、IT・データ分野を中心とした専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度を創設して人材の育成を推奨しています。


経済産業省は2017年9月15日、IT関連のスキル習得講座を対象にした「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の申請受け付けを開始したと発表しました。人工知能(AI)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)をはじめとする社会人向けスキル習得講座を募集し、要件を満たすものを経産大臣が認定し、厚生労働省との連携によって、認定講座の受講費用を一部補助する仕組みも設けられる予定です。 ※出典 経済産業省ホームページ


<どうしたらアイデアをカタチにできるか?>

わたしたちはこのサイトを作成していく過程で、IoTの製品化や実現には、人にどのようにフィードバックするのか?という人や現実社会への還元が一番重要なことだと考えました。しかし発想やアイデアを実際にカタチ(製品化)にするのは難しい問題だと思います。
 例えば私たち中高生が家の中などで使用したいアイデアなどは、3時間目で使用したMESH などの便利なツールを使用し、自分でつくってみることも可能です。
企業がIoTのアイデアコンテストを開催し、評価の高かったアイデアを商品化するなどの企画や、起業家や中小企業向けのクラウドファンディングなど支援する取り組みも各地で行われています。
今後はアイデアの製品化やどうビジネスに結び付けていくのか? が大きな課題となっていくと感じました。


サイト作成を終えて...

<IoTの進化>

私たちはこのサイト制作に半年以上の時間をかけて取り組んできました。
当初あまり馴染みのなかった「IoT」でしたが、サイト制作にあたりアンテナを巡らせるとあらゆるところからIoTについてのニュースや話題が飛び込んできて、その情報量とスピードに驚かされました。

事例記事を作成し終わると、すぐに更に新しい技術が発表されたり、こんな商品があったらいいなと考えていると似たような製品が商品化されたというツイッターの記事をみたりと、日々進化しているということをつくづく思い知らされました。
私たち中高生はもちろん、大人でもIoTについてきちんと理解し進化する状況の変化に対応するのは難しいことだと思うので、今後もしっかり情報収集を続けサイト運営を行っていくべきだと考えます。



<私たちが考えるIoTの今後>

IoTはこれまでのものづくりに大きな変革をもたらし、第4次産業革命を起こすともいわれています。
今後もっと多くの「モノ」がインターネットにつながり、そこから得た膨大なデータにより、私たちが今まで体験したことのないような新しいサービスが次々とうみだされるでしょう。
しかし、結局そのサービスを考えるのも利用するのも、「人」です。 技術の進歩ももちろん大切ですが、アイデアを創造できる人材の発掘や育成が一番重要なことだと私たちは考えます。
”IoTを生活に利用する側 ” から ”IoTで生活を変える側 ”へ。
私たちにもそのチャンスが大いにあるはずです!あなたも一緒に考えてみませんか?

あらきち先生ルパン先生アルファー先生はせべえ先生くまっち先生





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「知っ得!IoTハイスクール」は、第20回全国中学高校Webコンテスト参加作品です。