消化器系症状

主な症状

消化器系症状では、以下のような症状が主に挙げられます。

また、これらの症状が含まれる代表的なアレルギー疾患として、アレルギー性腸炎が挙げられます。

アレルギー性腸炎

アレルギー性腸炎とは、アレルギー反応を引き起こす食物の摂取により腸の粘膜が傷ついたり働きが乱れる病気のことを指します。症状は腹痛、下痢、血便などで、アレルゲンは卵、乳製品、小麦粉、そばを中心とした食物全般です。種類としてI型とIV型の二種類があります。乳幼児が多く起こしやすいです。それは、消化器系の未発達によりアレルゲンが十分に分解されず抗原性を持ったまま消化器官の表面に触れてしまうからです。発症しても、アレルギー物質が体外に排出されば症状は治まります。ただ、その際は脱水症状が起こりやすいので点滴を行うことがあります。