現在のIoRT介護

IoT

近年、IoT技術を利用して、多くの介護向け製品が開発されています。とりわけIoRT(ロボット向けのIoT)技術を利用した介護ロボットの開発が活発化し、製品化されています。


介護ロボットは3タイプに分類されます。

  1. 介護支援型 ... 移乗・入浴・排泄など介護業務の支援をするロボット。
  2. 自立支援型 ... 歩行・リハビリ・食事・読書など介護される側の自立支援をするロボット。
  3. コミュニケーション・セキュリティ型 ... 癒してくれたり、見守りをしてくれるロボット。


これから3つの介護ロボットを紹介します。これらはいずれも3のコミュニケーション・セキュリティ型です。


Pepper


今や街中のレストランや電子機器店などで見かけるようになったPepperです。用途が介護に限られない汎用ロボットですが、介護ロボットとしての役割も期待されます。
実際に、「さがみロボット開発特区」では、Pepperを介護ロボットとして利用した実証実験が行われました。


私たちは、pepperを用いて実証実験を行いました。→「見守り実験」へ

Sota


かけた声に応じて、ある程度の会話をすることができます。ロボット本体とは別にテレビ画面を備え、さまざまな情報を表示できます。 サービス会社のネットワーク(クラウド)に接続すると、テレビ画面を通じて、体操、歌 、クイズといったレクリエーション機能を利用できます。


私たちは、実際にこの製品を高齢者の方に使ってもらう実証実験を行いました。→「介護ロボットsota実証実験」へ


Parlo

right
タイヤを利用した介護ロボットが多い中、二足歩行するのを特徴としています。AI(人工知能)を搭載しており、顔を検知し各個人として認識し、名前を覚えたり、それぞれの人柄に合わせた会話をすることができます。また、「レクをして」といった呼びかけをすると、ダンスや歌といったレクリエーションをしてくれます。
介護に限らず、コンシェルジュとしての役割を果たし、触れあう者を癒します。
会話のデータをロボット同士で共有し、会話の質向上につなげるまでには至っていません。


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