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爆破地震学(制御震源地震学)

地震を人工的に起こし、発生した地震波の伝わり方から地下の構造を研究する学問を爆破地震学といいます。
人工地震を起こすために火薬を使うことからこの名が付きましたが、最近では他の方法で地震を起こすことも多くなってきました。そのため、この学問は制御震源地震学ともいわれることがあります。


リアルタイム地震学

発生した地震がまだ到達していない地域に、すでに到達した場所にある地震計から地震の情報を通信回線で送り、到達していない地域での被害を軽減しようとする地震学をリアルタイム地震学といいます。
例えば、震源から200km離れた地点へは、地震波の中で最も速いP波(縦波)でさえ到達するのに40秒弱かかりますが、電気信号はほぼ一瞬で届いてしまいます。そのため、その時間差で地震に対する備えができれば、被害を軽減することができます。
このようなシステムは実用化されています。例えばJRではユレダス(URgent Earthquake Detection and Alarm System = 早期地震検知警報システム)というシステムを使って、地震を検知すると地震が到達するまでに列車を停止または減速させています。


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