モデリング
ワイヤーフレームモデル


ワイヤーフレームモデル

ワイヤーフレームモデル  3次元形状を線分の集まりで表現したものをワイヤーフレームモデルといいます。線分は両端の頂点をX,Y,Zの3次元座標系で表現することで数値化を行います。このように数値化することにより、座標値にさまざまな計算を行い、座標変換による形状の変化を行うことができます。
 ワイヤーフレームモデルで曲線を表現する場合は、曲線を短い線分の集まりとして表します。細かい線分で分割するほど表現の精度が高くなります。そのため両端を直線で結ぶだけでなく、その間の曲率も与えることによって精確に曲線を表現する方法があります。基本的には円弧や放物線を利用しますが、代表的な自由曲線であるベジエ(Bezier)曲線Bスプライン(B-spline)曲線も利用されます。ベジエ曲線、Bスプライン曲線ともに2つの端点の間の曲線の様子を制御点と呼ばれる点列によって決定しますが、制御点の影響範囲の違いから曲線の変化の仕方に違いがあり、1つの曲線で考えた場合Bスプライン曲線のほうが局所的な変形が可能です。

体験プログラム(ワイヤーフレーム)


| トップ | 前の項目 | 次ページ |