和菓子の今後
今は昔に比べて随分和菓子よりも、洋菓子の方が口にされる事が多くなっています。だからもしかしたら100年後の和菓子は少し洋菓子っぽくなっているかもしれませんね。今からでも「洋菓子のような和菓子」が登場してきています。
「いろいろやぶれ饅頭」
梅あん・粒あん・うぐいすあん・芋あん
の4色の饅頭。普通の中に餡子のみが
入っている従来の物とは違い、外見からも
中身に何が入っているのかがわかります。
「バター最中」
まさに、「未来のお菓子!」どら焼きの中に
洋菓子で主に使う「バター」をとりこんでいます。
「伊集院まんじゅう」
鹿児島では通称「いこもち」と呼ばれるこのまんじゅうは
煎粉(いりこ)で作る餅だそうです。鹿児島だけでなく、
大分・江戸にもあったんだそうです。
「3色かしわ餅」
この3色の色鮮やかなかしわ餅は。
全部「天然色」での色です。
普通の色と緑色は、よもぎそして紫色は紫芋
のものです。そして巻くかしわは宮崎では「サンキラの葉」
を使用するそうです。
「鯨ようかん」
パッと見て、何のお菓子かな?と少しわかりにくいかも
知れませんが、これは江戸時代から伝わる「鯨ようかん」
という伝統的なお菓子です名前の由来は「鯨のように、
大きく元気でたくましく」育つようにという願いが込められた
お菓子なんだそうです。「鯨ようかん」という名前ですが、
実は外側も内側も、ういろう生地でできているのです。
<ほかのお菓子・・・・・・>
残念ながら、実物が見つかりませんでしたが他の珍しいお菓子を紹介します。
1、カフェオレ大福
炭火コーヒーの餡の中に「生クリーム」を包んでいるという何とも洋菓子な和菓子。
2、スイートポテト大福
さつまいもの餡の中には「少し洋酒の入った生クリーム」が入っています。
3、ティラミス大福
おもちの中にティラミスが入った洋風和菓子。意外なおいしさ。
4、むしどら
ホイプクリームと和えたあずきあんを蒸しケーキでサンドしたお菓子。
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<参考文献>
・引用情報・・・最近の和菓子について 「和菓子の最前線」より。
・引用先URL・・・http://www1.ocn,ne.jp/^kumatin/
・引用許可方法・・・電子メールにて取得
・引用許可取得の年月日・・・2001年1月20日