今も昔も和菓子の基本的な材料に変わりはありません。
ここではそんな和菓子の材料についてほんの少〜し紹介したいと思います!!!


餡〜あん〜
餡は小豆を元にして作った和菓子の材料のひとつです。
これはもっとも多く使われている材料のひとつです。
今では色々な種類の餡がつくられています。  
〜餡の種類〜
 つぶあん  
 こしあん   
 うぐいす餡
 小豆こし餡、
 白餡
 くり餡
 ごま餡
 ゆず餡 
 抹茶餡
 味噌餡
 かぼちゃ餡                                                 
 よもぎ餡                         
                     

ここで簡単「こしあん」の作り方についてちょっと紹介しまっす!!

1.鍋にたっぷり沸騰したお湯のなかに小豆をいれ、やわらかくなるまでじっくり煮込みます。
2.煮詰まった豆をざるにいれ、ボールの上で水を少しずつ加えながら豆をこします。
3.こした半液状の豆を布巾の上に流し込み、また新しいボールの上でそれをしぼり、水気のしぼられたクリーミーな状態の味のない餡を作ります。
4.それを鍋のなかにいれ、砂糖を加え、とろみがつくまで煮込めば出来上がり!!


きな粉
きな粉とは大豆をいって粉末状にしたものです。
香りがよく風味も高いので昔も今も子供から大人までみんなに愛されている和菓子の材料のひとつです。
栄養面で見ても、たんぱく質33.5%、脂質23.4%、糖質26.4%を含んでいて消化もよく最近では「きな粉ダイエット」などといって若い女性の間にも重要視されたことのある食品です。

安倍川餅や葛餅、おは
ぎ、水飴を加えて練り固める州浜は豆あめの名で室町時代からあるお菓子です。



寒天
羊羹などのなどの主な材料である寒天は紅藻類である、天草・オゴノリ・オバクサ・イタニクサまたは海草のテングサを煮溶かしこした液でところてんを作り、それを天然の寒気で凍結させた後、日光に当てて乾燥させたものです。
寒天には大きく分けると二つの種類があります。
 天然寒天・・・冬の自然な寒さを使ってつくるものでそのときの季節や気候に影響されやすく、その品質に多少の差が現れます。また         外で干すため不純物が入りやすく、使う際に裏ごしが必要になります。
       例.糸寒天、棒寒天
 工業寒天・・・季節、気候に一切左右されず一定の品質で機械的に生産される寒天。人工的につくられるため裏ごしは不要です。 
       例.フレーク寒天、粉末寒天、カラギナン



餅粉
餅粉とは餅米を洗って乾燥させ、それを粉状にひいたもの。主に餅菓子を中心として使われています。
餅粉にはさまざまな種類のものがあります。
〜餅粉を使ったいろいろな「粉」とその使い道〜
 白玉粉・・・白玉だんご、羽二重餅
 みじん粉・・・落雁、打物菓子
 寒梅粉・・・ゆべし、くるみ餅
 道明寺粉・・・桜餅や椿餅
 あらびき粉・・・落雁




今回紹介したのは和菓子の材料のなかでも特によく使われているものばかりです。
この他和菓子を作る際にはお菓子全般に使われる砂糖や、小麦粉、片栗粉なども使われています。
和菓子と聞くと一見作るのもすごく大変で職人さんでないと作れないのでは?と思う人も多いと思います。
ですがこのような材料をつかって少しだけ時間をかければきっと誰にでも作れるのではないのでしょうか?



                                                                

参考文献 http://www.tsuji.ac.jp/hp/gihou/seika/wagashi/kanten/shiro/home.html 
       http://www.meikatanbou.com/chi_/chi_.htm 知know