築地塀
この塀は土で作られているので、崩れる事もあり、時々修理が必要でした。
塀が壊れたままだと、「この邸の人は貧しい」と思われてしまうので、
常に壊れていないか、注意する必要がありました。

東四足門・西四足門
門は東と西に2つあり、総門とも呼ばれていました。その家の主人の位によって
門の作り方は決まっていました。

 くるまやどり
車宿
貴族は主に牛車を使って移動していました。その牛車を停める場所が「車宿」です。

渡殿
この渡り廊下は寝殿と対屋とを行き来するための廊下です。

対屋
寝殿の北や東・西に建てられました。ここは家族が住む所です。
寝殿の作りよりも簡素に作られています。

中門
今日でいう玄関の役割を果たしています。

釣殿
一方に泉殿という場所がある場合もありました。


大きな池があって、池の中には中島がありました。
島同士は朱塗りの橋で結ばれていました。
貴族は、この池に舟を浮かべて、音楽を聴いたり、
庭で蹴鞠をしたり、宴を開いたりしました。