オゾン層って何？
原因は？
どうしたらいいの？
私でも出来る事は？
オゾン層は、ほとんどが成層圏(せいそうけん）にある層です。
オゾン層は、太陽から放たれる短い波長の有害な紫外線のほとんどを吸収し、地球上の生命を守ってくれる働きをします。
一番上に戻る
オゾン層が破壊され、紫外線がオゾン層を通り抜けて地上に届くと、生物が害を受けます。
作物は育たなくなるし、人の身体は病気に対する抵抗力がなくなり、紫外線が原因となって皮膚ガンや白内障、目の病気を引き起こしたりします。それに、光化学スモッグも悪化すると予測されています。
また、オゾン層は太陽からの紫外線を吸収し、熱に変え、成層圏を暖める働きをしているが、この働きが失われると、気候の変動などがおこると心配されています。
オゾン層の破壊の第一の特色は、どこの国から排出されたフロンであれ、オゾン層の破壊のプロセスにあずかります。オゾン層が壊れると、その被害は直接、間接に世界のすべての国々に及びます。地球全体に及ぶ大規模な環境変化であるという点です。
第二に、オゾン層の破壊は、無害で安定した物質がごくわずか大気を汚染したことの結果で生じるものであって、有害な物質が相当程度濃く大気に混じって起きる従来の公害とは異なっていることです。直接被害を与えるわけではない物質でも公害の原因になりかねないという教訓を与えるものでもあります。
一番上に戻る
特定の種類のフロンです。フロンは、炭水化物の水素を塩素やフッ素などで置き換えた数多くの物質の総称です。無色無臭の気体または低沸点（ふっとうする温度が早い）の液体です。冷蔵庫やエアコンの冷媒（冷却剤）、半導体製品や精密機器の洗浄剤、スプレーの噴霧剤など、広く使われています。フロンは便利な現代の生活をかげで支えてきた物質なのです。
一番上に戻る
ほとんどの種類のフロンは普通の環境では分解されない安定した性質をもっているので、使われた後は、大気中にたまります。私達が日々暮らしている対流圏の大気から長い間徐々に成層圏にまじっていきます。成層圏には強い太陽光線が届き、フロンが分解して、塩素を放ちます。この塩素がオゾン層を壊して酸素を放つのです。
一番上に戻る
オゾン層の破壊の原因、フロンの発生を防ぐ事です。
一番上に戻る
オゾン層の破壊の原因フロンは、エアコンや冷蔵庫の冷媒として使われています。つまり、出来るだけ使わなければいいのです。エアコンの設定温度を常に（冬も夏も）２０度にしておきましょう。つい、寒いと設定温度を高くしたり、暑いと低くしたりしがちですが、２０度で十分です。冷蔵庫は開け過ぎに気をつけましょう。つい見やすいように広く開け過ぎですが、開けるのは60度以下で十分。また、開閉はできるだけ少なくしましょう。
フロンを減らす事ができ、電気量を減らすことができるため、電気代の節約＋二酸化炭素を減らす事が出来るなどと、一石三鳥以上になります。
一番上に戻る
目の水晶体が灰白色に変じてにごる病気の事。
大気は、地面に近い方から、対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の4つに分かれています。成層圏は、対流圏と中間圏の間にあます。
オゾン層とは何かに戻る 原因は何かに戻る 一番上に戻る
地表から圏界面（対流圏とその上の成層圏との境界面）までの大気圏。ここでは日射によって対流が生じて、高低気圧、雲など、天気現象が見られます。
元の場所に戻る