血小板 

怪我をし出血すると、傷口を血液のかたまりががおおい、出血が止まることがあります。この役目を果たすのが血小板です。
血小板は、血球中の約1%を占めています。通常、血液1mm3中、約20万個〜40万個。大きさは平均直径2〜3μmです。骨髄で作られ、生体内寿命は7〜14日間程度です。

身体の表面や内部で傷ができて出血すると、血管の損傷部位に、血小板が粘着・凝集して、血栓をつくり出血の出口をふさいで、それ以上の出血を止めようとする働きがあります(止血機構)。 

血小板の病気には数が減ることによりおきる血小板減少症、機能の異常によって起こる血小板無力症があります。