宮沢賢治誕生
謹厳な人格者の父・政次郎と明るく優しい母・いちとの間に生まる。
五人兄弟の長男で、弟妹はとし、しげ、清六、くにという。
家業は質屋に古着屋で、祖父が荒物屋を営む資産家。
仏教の信仰に篤い家族で、幼児の頃より経文を唱える。

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小学校入学
七歳の時に 町立花巻川口尋常高等小学校へ入学 。
成績が良く、また非常に友達想いとして知られる。
童話、民話、鉱物や昆虫が大好きな子供で、良く鉱物採集をする。
小学校六年生の頃に、綴り方「遠方の共につかわす」、
「皇太子殿下を拝す」、「冬季休業の一日」を書く。

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小学校卒業
成績優等で卒業「高等小学校読本」等を与えられる。
卒業後、進学はせずに家業を手伝わなければいけないと思っていた。
しかし、父が中学へ行くように言ったのが、泣く程嬉しい出来事だった。