■銀河鉄道の夜 第四次稿 漢字よみがな テキストバージョン 羅列されている単語は、ページ制作者が読み方が難しいと感じたものを独断で抜き出したものです。 九章の前、中、後は制作者が読みやすさの為に付け加えたもので、実際の文章には区別がありません。 教育目的や個人の使用に限りダウンロード後の印刷、加工などを自由とします。 再配布は禁止です。 ------------------------------------------------------------------------------------------ [第一章"午后の授業"のよみがな] つるした もちろん わすれるはずもなかった しょさい まっくろなページいっぱいに あさにもごごにも いわない しゆのたま つくえのふた [第二章"活版所"のよみがな] したくをしているのでした でんとうがついて たくさんのりんてんき はたらいておりました ちいさなひらたいはこ テーブル(たくし)のひと だいのしたにおいたかばん いせいよく パンのかたまりをひとつとかくざとうをひとふくろ [第三章"家"のよみがな] ひおおい しろいきれ おおきなかに かんごく しんごうひょう かまがすっかりすすけたよ まるでほうきのようだ からすうり [第四章"ケンタウル祭"のよみがな] こうばい まるでねずみのよう きれいにかざられた あついがらすのばんにのって ゆっくりめぐったり どうのじんば まるいくろいせいざはやみ だえんけい ちいさなぼうえんきょう けものやへびやさかなやびん さそりだのゆうしだの にわかに すみきって ならのえだ おりのついたきもの ケンタウルス、つゆをふらせ。 いくほんもいくほんも ぼうしをぬいで こすりながら おじぎ ざっかてん あかり(とうか)にげるように ぴょんぴょんとんでいた [第五章"天気輪の柱"のよみがな] てんきりん いっぴき かおりだした りんご [第六章"銀河ステーション"のよみがな] さんかくひょうのかたち こいこうせい やいた ほたるいかのひ ぐあい こんごうせき ばらまいた けいびんてつどう ビロード すいとう こしかけ しんちゅう むかいに こくようせき あおやだいだいやみどりや りんこう あるいは いなずま(稲妻)やくさりのかたち ふるえたりしました あおじろいびこう しばくさ げっちょうせき むねをおどらせて [第七章"北十字とプリオシン海岸"のよみがな] ぎんがのかわどこ くさのつゆ ほっきょくのゆきでいた きつねび じゅず つつしんで(慎しんで) にわかに いおう あかぼう てのひらにひろげ トパーズ(おうぎょく) かどから くしゃくしゃのしゅうきょく かわらのこいし なぎさにいって たったりかがんだり いわになったところ せともの てつのらんかん とがった たくさん いなずまのように かいがら すすきのほ きんがんきょう つるはしをふりあげたり とっき つぶれた ひづめのふたつあるあしあと さんかん だいさんき のみ ろっこつ ひざ [第八章"鳥を捕る人"のよみがな] あかひげ わらいながら くろいかぶとむし ききました おおきなかぎ けんか ほほ つるやがん わく さぎ あみだな くろいあし こごって さけび うきぼり つぶった やりのような ふろしき たべる がらがいい ひらべったく かしや こう たずねました とうだいもり えんりょ きたい とたん ききょういろ ほたるのように つくやいなや とける ようこうろ てっぽうだま かえって かせいでいる ちょうど [第九章"ジョバンニの切符"のよみがな] (前) かんそくじょ よんとう サファイア(せいほうぎょく) あかるいわ ねむっている きかい(機械) しゃしょう たたんだ ていねいに だいじょうぶ まちかねた くろいからくさ もよう げんそう みくらべて のいばらのはなのにおい くろいがいとう ひたいにふかくしわをきざんで かんしゅ ながく りっぱな きり くれました ちょうもちぎれる かくご すべって こうし うず おととし なくなられました じゅくれん すいふ (中) こおりつく しおみず はげしい とうげ くつ そくりょうき のろし きれいな おうごん しゅし まけば からもない とだな せっかく むいた じゅくして しみる ふ まっしろなろう さんびか かすめて あおいかんらんのもり すりへらされて くじゃく ゆるいふく しきしゃ いくくみも きょうき なまいき ぼく はなしている なみだでいっぱい ふりこ おおきなほう せんりつ こうきょうがく たけたかい ゆかい にしゃく あなをあけて りょうをする おどる ようい こしかけ はしをかける こうへい かきょうえんしゅう はっぱ ほうりだされて おおきなさけやます きげん すいしょう ほうきぼし(すいせい) やなぎのき みつかって おぼれ くれて おっしゃった こがしそう さされると がくのね さけんで (後) さそりのひ とうひ おおいばり したく いやだ じゅうじか おしそう ゆるやかにめぐっている よびこ きっぷ でんきりす つるされ そって せきたんぶくろ にわかに うでぎ のど ほてり たくさんのひ つづって ことに ぎゅうしゃ ぎゅうにゅうびん のんで じゅんさ はしのたもと す あるいは だめ あいさつ ------------------------------------------------------------------------------------------ 賢治の見た夢〜銀河鉄道の夜〜 http://contest.thinkquest.jp/tqj2002/50133/ All right reserved.