銀河鉄道巡りの旅
+ 銀 河 ス テ ー シ ョ ン +

 どこかで、ふしぎな声が、
銀河ステーション、銀河ステーション
 と云う声がした

 気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。

 すぐ前の席に、ぬれたようにまっ黒な上着を着た、せいの高い子供が、窓から頭を出して外を見ているのに気が付きました。
 それはカムパネルラだったのです。



カムパネルラとの銀河の旅が、今始まる…⇒