電話交換機

 福岡県北九州市門司区(門司港レトロ)にあるNTT門司営業所の1階には、「電気通信レトロ館」がある。展示室には多くの電信・電話機器が展示されている。以前から地下壕の電話交換機を見てみたかったが、偶然にも良く似たものを発見した。(2006年4月撮影)
       
           説明文

 明治23年12月に最初の電話業務が開始された東京〜横浜間(東京155加入、横浜42加入)で運用開始された磁石式交換機です。本交換機は、電話機に発電用ハンドルの付いた磁石発電機を備え、発信の際ハンドルを回して交換局にある交換台の表示器を動作させ、交換手を呼び出し交換手は表示箇所にコードをさしこんで相手の番号を聞き、呼びだそうとする相手のジャックに、別のコードをさしこんで信号を送り相手を呼び出して話をし、話がすめばコードを抜き取る方法で交換を行う交換機です。
磁石式電話交換機
前面には多くのジャック(差込口)がある。 赤白の差し込むコードも何本もある。