理論とその証明

頭の中ではどうなってるの?

ウェルニッケ中枢とブローカ中枢
脳地図


言語中枢には異なった働きをする2つの中枢があります。“ウェルニッケ中枢”“ブローカ中枢”です。 両方とも大脳皮質にあり、言語をつかさどる中枢ですがウェルニッケ中枢は言葉を理解したり、話し言葉の長期記憶を蓄える感覚性言語野であり、インプット用であるのに対し、ブローカ中枢は発話や、文を構成したり、言葉を発する際の舌の筋肉の動きなどをつかさどっている、アウトプット用の運動性言語野であります。この2つの言語野の連携プレーによって、人は言葉を理解し、言葉を口にしているのです。

ウェルニッケ中枢とブローカ中枢の主な役割

ウェルニッケ中枢
感覚性言語野
ブローカ中枢
運動性言語野
話し言葉の理解
発話
話し言葉の長期記憶
文の構成
追唱と認識
舌の筋肉