用語辞典

あ か     ま  ら わ

用語 使用個所 意味
   
水素イオン濃度 酸性雨の仕組みと原因 →ph
生物濃縮 化学物質汚染 食物連鎖、食物網の上位に位置するものほど化学物質の蓄積率が高い事。化学物質には油に溶けやすいものが多いため、餌の中の油を通して生物濃縮が進むと考えられている。
   
テトラクロロエチレン 地下水の汚染 揮発性有機物質の一種。無色透明で、主にドライクリーニングや溶剤につかわれる。肝障害、腎障害、中枢神経障害の原因物質として懸念されている。
→有機塩素化合物
トリハロメタン 河川の汚染 有機ハロゲン化合物の一種。クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類をまとめた呼び名。メタンの水素原子3個をハロゲン元素で置き換えたものを言う。この4種類の物質のうち、クロロホルムに発ガン性物質が認められている。
トリクロロエチレン 地下水の汚染 揮発性有機物質の一種。無色透明で、主に金属機械部品等の脱油洗浄、ドライクリーニング等につかわれる。肝障害、腎障害、中枢神経障害の原因となる。
→有機塩素化合物
   
難分解性汚染物質(POPs) 化学物質汚染 1995年のワシントン会議で、汚染物質の中で重要とされたものの総称。残留性農薬や有機塩素形物質が中心となっている。
   
pH(ペーハー) 酸性雨の仕組みと原因 水の酸性、アルカリ性を示す単位。水素イオン濃度。0〜14まであり、数が少ない方が酸性、数が多い方がアルカリ性をさす。
   
有機塩素化合物 地下水の汚染 トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなど、塩素を含む有機化合物の総称。その多くは人工物で、農薬、溶剤などに用いる為に合成されたもの。一般に毒性が強く、環境中での残留性と生物の脂肪内への蓄積性が高い。